【剣盾シングルS28】領域展開イベルザシアン!ユクシーを添えて【最終533位・レート1869】
★はじめに★
相棒のユクシーと一緒にポケモン対戦をするのが好きなチロ★♪です!
お久しぶりの剣盾の記事になります!
相棒ユクシーの故郷であるシンオウ地方(ヒスイ地方)での対戦や冒険が楽し過ぎて3か月くらいガラル地方にログインしていない期間がありましたが、今年の冬に完全新作、ポケモンSVが発売するということで対戦意欲に火がついて復帰しました!
SVではおそらく発売後1年間はユクシーと一緒に対戦できないことが想定されるので、今のうちに思い残すことないくらい対戦を楽しむべく、禁止伝説級ポケモン2体ルールに相棒ユクシーと一緒に挑戦しました!
★最終結果★
最終533位(レート1869)
★使用構築★
★構築経緯★
禁止伝説級環境を戦う上で扱いが慣れているポケモンを使いたいと思い、ダイマックスなし環境で2か月間一緒に戦い続けたザシアンをチームに入れることから構築を組み始めました!
ザシアンの相棒となる禁止伝説級ポケモンはザシアンが苦手なネクロズマやヌオー等に大きなダメージを期待できて攻めの相性が良いイベルタル!
次に相手のザシアンの攻撃を受けるポケモンが必要で当初はヌオーを採用していましたが、受けるだけでなく、クイックターンで対面操作まで可能な柔軟に立ち回ることができるラグラージを採用。
ここまでで初手ダイマサンダーにボコボコにされてしまうため、タイプ相性上とても有利なバンギラスを採用。
以上4体だと初手スカーフしおふきカイオーガに全員洗い流されてしまうため、貯水ガマゲロゲを採用。
最後に環境に多いネクロズマ+ゼルネアスみたいな構築に威嚇を絡めながら強く立ち回ることができ、ザシアンが苦手なヌオーにもくさむすびで崩しが行うことができる突撃チョッキを持った霊獣ランドロスを採用して構築が完成!!
…というところまで辿り着いたのですが、相棒ユクシーの
「チロ★♪、俺は…?俺は……??ついに抜いちゃうの( ; ; )?もうすぐまた離れ離れかもしれないのに…」
という魂の叫びが聞こえたため、最後のネクロズマ+ゼルネアスは気合いと鬼の立ち回りでなんとかすることとし、ランドロスをユクシーに代え、以上6体でランクバトルに挑みました!
★個別型紹介★
① ユクシー
構築経緯のところで書かせていただいたとおり、今回はバトルの上で何かの役割を持たせるためにユクシーをチームに入れたわけではなく、あくまで「ランクバトルを戦い続ける上での精神的支柱」というポジションでチームに入れたため、正直なところ、選出するつもりが最初からありませんでした。
ただし、現在目標にしている「レート2000達成」は絶対に相棒ユクシーと一緒に辿り着きたいという夢があるため、チームから外す選択肢はありませんでしたし、初めてユクシーと一緒に「レート1800」、「レート1900」と当時掲げていた目標を達成した時には何にも代え難い喜びと達成感を感じることができたため、あの時以上の気持ちを一回でもいつか味わってみたいという強い想いがあり、今回はユクシーを肩に乗せながら実際のバトルは以下に紹介する5体と一緒に戦いました!
なので今回のユクシーの努力値配分等の紹介はあまり意味のないものとなるため、省かせていただきます。(自由枠なので皆様の嫁ポケモンに置き換えていただいて大丈夫です笑)
ひかえめ@いのちのたま
技構成
努力値配分
B92 C252 S164
B 特化+1ザシアンのきょじゅうざんを確定耐えしつつ、珠ダメージ1回分確定耐え
C 199-135ザシアンをダイバーンでほぼ一撃(75%の乱数)
S 最速ウオノラゴン抜き
ほぼ全試合に選出しました。ダイマックス時のパワーは破格の性能を持っていますが、ダイマックスが終わった後、相手のダイジェットポケモンの起点にされ、裏まで制圧されてしまうケースが多かったため、その対策としてダイマックス後に追い風を吹かせ、イベルタルがやられた後、相方のザシアンが常に相手の上を取ることができるような状況をつくりたくてこの構成になりました!流行に乗らせていただいて「領域展開イベルタル」と名付けさせていただきましたw
他にもダイウォールの使い勝手が良かったり、相手目線こちらのダイジェット安定のターンにダイマックスを温存し、追い風を吹かせることができたりと色々と便利でした!
また、Bに厚く振っているため、裏がザシアンを受けられない場合、対面からであればほぼほぼ相手のザシアンをダイバーンで消し飛ばせるのも強かったです。
のんき@オボンのみ
技構成
努力値配分
H252 B236 D20 Sは個体値0(最遅)
A222ザシアンの+1じゃれつく2発オボン込み確定耐え(+1きょじゅうざん&じゃれつくも確定耐え)
C特化珠サンダーのダイジェットを94%の確率で耐える(臆病であれば確定耐え)
イベルタルをチームのエースにしている以上、相手のザシアンを受けられるポケモンが裏にいないと現環境では試合になりません。
当初はヌオーを採用していましたが、ザシアンの攻撃を受けて欠伸で眠されたり退けられる、そのタイミングでステルスロックを展開したりクイックターンで切り返すこともできる、ラストにザシアンと1vs1で対面した際に打ち勝つこともできる、そんなポケモンが強いと思い、ラグラージを採用しました!
タイプ上、きょじゅうざんを半減で受けられるため、こちらのザシアンをコピーされても切り返すことができるのも強かったです。
素早さも最遅で厳選しているため、調整を甘えているミラーに関しては後攻クイックターンで相手の欠伸ループから離脱できます…が、まだガラルに残っている戦士でそんな甘えたプレイヤーは存在しておらず、基本的に同速勝負でした笑
なので、最終日は「後攻!後攻!素早さ負けろ!負けろ!頑張るな!頑張るな!」とかいう謎の応援を一生ラグラージにかけてましたw
④ザシアン
いじっぱり@ふとうのけん
技構成
きょじゅうざん/こおりのきば/ワイルドボルト/でんこうせっか
努力値配分
H220 A236 S52
A ほぼ特化
S 今期良く見るレンタル構築(S27でポケモン実況者のバンビーさんが最終7位を達成したパーティー)のザシアンの素早さ+1
ザシアンの素早さの調整は準速130族抜きにしたりシーズンを通して色々悩みましたが、中途半端にSを振ると相手のザシアンに上を取られた時に耐久力がなさ過ぎて何もできずに倒されてしまったり、最悪の場合は剣舞の起点にされてしまい試合が終わってしまうため、ザシアンは最速にするか、素早さは負けてる前提で耐久に振って攻撃力に特化するのが強いのではないかという考えに落ち着きました。
追い風イベルタルでの展開を考えてる以上、ザシアンの素早さは最低限環境に多い耐久振りザシアンを抜いていれば良いという考えでこの調整になりました。
じゃれつくが欲しい場面、インファイトが欲しい場面は多々ありましたが、それらを採用してしまうとラグラージに強くなってしまい、ザシアンがメタモンにコピーされた場合、ラグラージで受けが成立しなくなるため、技構成は技範囲を広げつつ、ラグラージにとことん弱くしました。
なまいき@ウイのみ
技構成
こごえるかぜ/じしん/どくどく/まもる
努力値配分
H212 B92 D204
HB
A特化ザシアンの+1じゃれつくを確定耐え
HD
無振りサンダーのダイジェットを2耐えした後きのみが発動する
臆病珠サンダーのダイジェットをまもる込みで2耐えするのでダイマックスターンを枯らすことができる
カイオーガ受けをするだけなら回復技があるトリトドンの方が強いとは思いますが、
・アタッカー型も一定数いるので型バレしにくい
・ユクシーを選出するつもりがないので残り5体はどんな構築が相手でも幅広く対応できるポケモンである必要がある
という理由でガマゲロゲを採用しました!
こごえるかぜの枠は元々はねっとうでしたが、
・耐久振りサンダーの身代わりが割れない
・誇張抜きで20回以上撃ったけど1回たりとも焼かなくて非常に腹が立った
という理由でこの技構成に落ち着きました。
かなり耐久に厚く振っているので、耐久振りサンダーのダイマックスターンを枯らした後、ダイジェットで上げたサンダーの素早さを下げることができる…みたいな動きもでき、この変更は正解でした!
一撃で落とされるケースが少なく、どんなポケモンが相手でも何かしら活躍してくれ、出落ちすることがなかったのが偉かったです!
ようき@きあいのたすき
技構成
がんせきふうじ/ちょうはつ/ステルスロック/でんじは
努力値配分
H252 D76 S180
素早さ…S20振りのホウオウ抜き
元々はサンダーやバドレックスを受けるのが役割でしたが、前述の理由で幅広い構築に選出できることが必要だったので、この構成になりました!襷を持たせてますが、本来のD受けの役割も担ってもらいたいので耐久に厚く振ってます。かなりお気に入りのバンギラスです。
・がんせきふうじ
素早さに厚く振っているので、耐久振りのホウオウの上からぶち当てる。サンダーの素早さを落とすことができる。
・ちょうはつ
バトン構築を機能停止にする。ムゲンダイナに積み技をさせない。ヌオー等の欠伸ステルスロック展開をシャットアウト。
・でんじは
エースバーンぶっ刺さりパーティーなので初手にエースバーンが出てくる。エースバーンvsバンギラスの対面ができたらみんなニッコニコで初手ダイマックスしてくる(しかもダイジェット)。電磁波で機能停止にしながらステルスロック。バンギラスを倒す頃には麻痺状態で格闘タイプになってるので裏のザシアンで一刀両断(またはイベルタルの起点)。きあいのたすきを持ってるので最悪でもザシアンやらウオノラゴンやらヒヒダルマやらに電磁波を撃ちこむことができるので腐りにくい。
★主な選出★
レートを上げる過程での試合運びです。上位のプレイヤーは普通に読んで来ますので3桁を越えるあたりからはあくまで参考程度ということでお願いします。
・vsミラー(ザシイベルラグ)
相手のラグラージをサイクルで削りながらイベルタルvsラグラージ対面をつくり、ダイジェット。イベルタルのダイマックスが切れたら領域展開(おいかぜ)。ザシアンで暴れ回ってラグラージで詰める。
・vsザシアン+カイオーガ
初手にカイオーガが来やすい。初手にザシアンを投げて素早さ判定。スカーフならしおふきが飛んでくる。遅ければダイストリームが飛んでくる。いずれにせよガマゲロゲ退き安定。こちらが試合のペースを掴むことができる。
・vsザシアン+禁伝+ヌオー
イベルタルとヌオーの対面をつくり、領域展開(ヌオーを倒されたくはないはずなので大体退くか守ってくる)。イベルタルでダイマックスして相手がザシアンでもバドレックスでも上から暴れ回る。
・vs黒バドレックス
1回目のバンギラスvsバドレックス対面は大体退いてくるのでがんせきふうじや電磁波を撃ち込む。受けポケモンに退かれたら挑発して展開を阻害してから退く。ラグラージのクイックターンを駆使して有利対面をガンガンつくる。
・vsゼルネアス+ネクロズマ
初手は大体ゼルネアスなのでザシアン投げる。ネクロズマ退き読みでイベルタルを合わせる。ゼルネアスに退いてくる読みでデスウイング。再度ザシアンに退いてムーンフォースを受ける。ネクロズマに退いてきて攻撃してくるのでラグラージで受けて切り返す。ゼルネアスはもうイベルタルのダイジェットを受けられないのでサイクル有利になる。ザシアンの体力管理がかなり重要なので何回もゼルネアスにザシアンは受け出しはできない。ゼルネアスが削れた状態でイベルタルvsネクロズマ対面が作れれば勝てるが、失敗したら負ける。
・ホウオウ入り
バンギラスの電磁波や挑発で取り巻きを機能停止にさせてイベルタルで領域展開する。
・ジガルデ入り
D振りジガルデはダイマックスしなくてもイベルタルの控えめ珠ダイアークを耐えてくるのでジガルデが削れてなかったら安易にジガルデ対面でダイマックスしない方が良い(へびにらみをされてもおいかぜあるので抗うことはできる。立ち回りを失敗して耐えられても絶望はしなくて良い)。
【ユクシーは全試合ゼンリョク応援】
試合には出ませんが精神的支柱として、全試合応援してくれました。まるでサトシのピカチュウやウオノラゴンのように時には笑って、時には心配しながらずっと隣にいてくれました。
★重いポケモン★
ザシアンにじゃれつくがないので、ゼクロムがかなりキツかった。龍舞されたら終わりました(一応ガマゲロゲがこごえるかぜあったりするのでSを下げたり身代わりを割ったりしながら抗うことはできる)。
イベルタルをエースにしている以上、バンギラスはやはり重かったです。サイクルで何回ステルスロックを踏ませるかが勝負だったので毎試合、ステルスロックは撒けるようにラグラージにもバンギラスにも覚えさせました。
すごく重い構築はありませんでしたが、逆に安定して勝てる構築もあまりなかったので対戦数をこなして立ち回りの練度を上げる必要があります。
★あとがたり★
初めから分かってはいましたが、自分より強い人たちが自分より環境を考察してパーティーを組んで上位を目指して対戦に臨んでいる中、5体で上を目指すなんてランクバトルを甘く考え過ぎていました。もっとユクシーを活かせるパーティーをじっくり考察するべきでしたが、「早く対戦をしたい!」という気持ちが先行してしまいました。大いに反省しています。まだこのルールは8月まであるので、ユクシーを「活かすことができる」パーティーを考察することができたら、またゼロから再スタートしたいと思います!ここまで読んでいただいてありがとうございました!
最後になりますが、この記事を読んでいただいた方の中で、
・ランクバトルには興味あるけど僕の好きなポケモン、バトル向きじゃないから今の環境だとザシアンに真っ二つにされちゃうな。レート2000はあれだけど、好きなポケモンをチームに入れて最終3桁順位を取ってみたいな。
・私の好きなポケモン、草タイプなんだよね…。毎回サンダーにダイジェットされて吹き飛ばされるからランクバトルに潜る気起きないな。でも好きなポケモンと最終3桁順位の景色を見てみたいな。
という方がもしいらっしゃれば、最終3桁順位であれば「好きなポケモン+この5体」で行けると思います!
完全新作発売前に是非一緒にダイマックス環境でポケモン対戦を楽しみましょう!
【BDSPシングル】攻撃型ユクシー&ルカリオとシンオウ地方の仲間たち【アシキ杯アンコール最終3位】
★はじめに★
こんにちは!
いつも相棒のユクシーと一緒にポケモン対戦を楽しんでいるチロ★♪です!
普段は未だ達成できていない「ユクシーと一緒にレート2000」という目標に向けてガラル地方を舞台に戦い続けています!
今回はユクシーの生まれ故郷であるシンオウ地方でガチ対戦ができるということでポケモン実況者のアシキさんが開催された「アシキ杯アンコール」に参加させていただきました!
アシキさんは現在のシンオウ地方の主な対戦環境の舞台となっている「63504649」の合言葉を発案された実況者さんでダイパ環境を考察するにあたっていつも動画を参考にさせていただいています!
(アシキさんのYouTubeチャンネル↓)
https://youtube.com/channel/UCDLXHZ72-ccUrUL423TbjdA
★最終結果★
最終3位
★構築経緯★
メガシンカが実装されていた時はユクシーとルカリオを組ませたパーティーで目標達成に向けて対戦に励んでいましたが、パワーインフレが進んだガラルの環境で2体同時に活躍させる手腕がなく、長らくルカリオを構築に入れることが出来ていませんでした。
シンオウの対戦環境では、ダイマックスもなければルカリオのメイン技を止めることができるゴーストタイプ等の数も少ないため、ルカリオの攻撃が通りやすいことから再び大好きなユクシーとルカリオと一緒に対戦がしたいと思い、構築を組みました。
★個別型紹介★
①マンムー
NN:むーたん
持ち物:きあいのたすき
特性: どんかん 性格: ようき
努力値: A252 S252 余りB
実数値:185-182-101-×-80-145
弱点が多いため、受けには向いていない代わりに氷と地面という抜群の攻撃範囲を誇るマンムーは「きあいのたすき」枠に最適でした!
特性のどんかんで威嚇を無効にできる点や環境に多いラティオスやバンギラス、ガブリアス、バシャーモ、キノガッサ等に有効な打点を持っているのが強いポケモンです。
最速の身代わり持ちのポイヒキノガッサを抜いておきたいため、素早さは最速。
技の最後の1枠は岩技やフリーズドライも候補に挙がりましたが、有利対面ができた時に相手の退きに合わせて撃て、後述のルカリオのサポートができるステルスロックを採用しました。
②ルカリオ
NN:チロリオ
持ち物:いのちのたま
特性: せいしんりょく 性格: いじっぱり
努力値: H108 A252 B4 D116 S28
実数値:159-178-91-×-105-114
H 16n−1 いのちのたまダメージ最良効率
S 準速バンギラス抜き
きあいのたすきはマンムーに持たせたため、ルカリオにはいのちのたまを持たせました!
シンオウ環境での剣舞珠ルカリオの制圧力はすごく、環境1位、2位のポケモンを縛ることができます。
HBハッサム
…+2インファイトで確定1発
無振りラティオス
…+2しんそくでステロ込確定1発
素早さのラインをだいぶ落とした関係でマンムーどころか最速のバンギラスすら抜いていませんが、それらのポケモンたちがルカリオと対面した場合、相手目線では不利対面に見え、退いてくることが多く、剣舞を積むタイミングはかなりありました。
ラスト1枠は中間択になり得る身代わりを採用しました。
また、ルカリオは攻撃範囲が非常に広いポケモンのため、底上げした耐久力を活かしてピクシーや襷まで削れたゲンガーに後投げをし、あたかもコメットパンチやバレットパンチ等の有効打を持っているかのように立ち振る舞い、交代先のポケモンにインファイトをぶちかまし、サイクルを崩壊させたりしていました。
③ユクシー
NN:アイビー
持ち物:カゴのみ
特性: ふゆう 性格: おくびょう
努力値: H116 C252 S140
実数値:165-×-150-127-150-146
S…最速マンムー抜き
「アイビー」の花言葉は「永遠の愛」、「友情」。
ユクシーは起点作りが得意なポケモンですが、最高の相棒はアタッカーとして活躍させたいため、環境に適応できるように育成を試みました!
環境に多いキノガッサやマンムーを抜けるよう、素早さのラインを調整し、カゴのみを持たせることで対面処理を可能にしました。
また、天然ヌオーや硬い地面タイプ等、ルカリオで相手をしにくいポケモンを迅速に倒せるよう、他のUMAとの差別化にもなるギガドレインを採用。
環境に多いバシャーモや水ロトムに有効な打点を持てるのも偉かったです。
シンオウにはウーラオスやミミッキュ、ドラパルト等の天敵がいないため、火力が足りない代わりに耐久力があるユクシーは瞑想を積むチャンスは多かったです。
回復技がないため、カゴのみとシナジーがあるねむるを採用し、要塞型のアタッカーとして活躍してくれました。
NN:ソニック
持ち物:たまむしプレート
特性: かそく 性格: ひかえめ
努力値: C252 S252 残りB
実数値:161-×-107-184-76-147
ここまでで誰も環境に多いガブリアスやラティオスの素早さを抜いていない、身代わり持ちの耐久型に有効なポケモンがいない、特殊の高火力のポケモンが欲しいということで加速込みでそれら全てを網羅しているメガヤンマを採用しました!
環境に多い最速マンムー抜き調整の身代わりスイクンの素早さ実数値を「1」上回っているのが偉かったです。
また、特殊耐久力はほぼないと言っても過言ではないメガヤンマですが、B方面はかなり厚く、無振りでも意地ハッサムの剣舞バレパンを耐えることができます。
技のラスト1枠は、とんぼがえりがメジャーですが、状態異常技を無効化できたり中間択になり得る身代わりを採用しました。バシャーモと対面した場合、守られても攻撃されても退かれても身代わりが安定択になるのが強かったです!
今回の大会には対戦強者が集まっていたため、基本的にはメガヤンマとメガヤンマに弱点を突かれるメガヤンマより速いポケモンが対面した場合、みきり読みの行動をされるものだと割り切り、ラティオスと対面しようが全て初手から突っ込みました。
大会ではその判断が良い方向に働き、見切り読みで相手のポケモンが退いてきた際、裏に大きな負荷をかけ、メガヤンマ1体で3縦できたりしました。
なお、大会前の練習でフリー対戦をしていて、メガヤンマの3縦が決まった時は大体切断されました笑
⑤水ロトム
NN:あらうロト〜
持ち物:オボンのみ
特性: ふゆう 性格: すぶとい
努力値: H252 B252 残りS
実数値:157-×-174-125-127-104
ここまでで誰も炎技…どころかバシャーモやらガブリアスやらギャラドスやらカイリューやらあらゆる高火力ポケモンの攻撃を受けることができないので、それらのポケモンの攻撃を安定して受けてサイクルを回せるよう水ロトムを採用。
浮いている点、ボルトチェンジをカットする地面タイプに対する強力な打点であるハイドロポンプ、物理ポケモンを機能停止にできるおにびを撃つことができるのが強いです。
ラスト1枠は暇な時に撃てたら大きなアドバンテージになるわるだくみを採用。
HBミトムは火力がないため、水タイプのポケモンが耐え切ってミラーコートで返そうとしてきたりしますが、それを一切許さない点とラス1がミトム対決になった時に有利になる点が偉かったです。
NN:チロクロウ
持ち物:くろいめがね
特性: じしんかじょう 性格: ようき
努力値: A252 S252 残り D
実数値:175-177-72-×-73-135
技:ふいうち/ブレイブバード/つじぎり/ちょうはつ
ここまででステルスロック(特にふきとばしも併せ持つエアームド)がきつかった点とゲンガー等のゴーストタイプの技の一貫があり過ぎる点からラスト1枠はドンカラスに辿り着きました。
エアームドにちょうはつを入れた後は大体退いてくるので攻撃のチャンス。ノータイムのブレイブバードで交代で出てきたバシャーモが消し飛んだりしました。
じしんかじょうで攻撃力が上がった後のふいうちの制圧力は半端なく、終盤の掃除役としても活躍してくれました。
また、キノガッサより素早さの種族値が「1」高いのもポイントが高かったです。
★主な選出★
基本選出はありませんが、良く対戦した並びは
良くヒードランが先発で出されました。
ノータイムで交換読みステルスロック、ハッサムの攻撃をミトムで受けてボルトチェンジ。ルカリオで荒らしてマンムーで詰めました。
vs受けループ
相手のロトムは大体スカーフ。
エアームドから出されるとステルスロックが怖いのでドンカラスから。
ロトムでサイクルを回しながらルカリオとハピナス対面をつくり、剣舞。ルカリオでの全抜きを狙いました。
バシャーモに弱く見えるらしく、大体先発で出てきたので、身代わりを貼り、エアスラッシュとさざめきで負荷をかけていきました。
ハッサムから出された場合は一度エアスラッシュを入れた後、水ロトムに退き、サイクルを回しますが、水ロトムがバシャーモのインファイトを耐えなくなるくらい削れてしまうとバシャーモに全抜きされてしまうので苦しかったです。
ユクシーはキノガッサ入りのパーティーやルカリオを通したい時に邪魔なヌオーがいたりした時に出していました。
★宿敵★
水ロトムが削られ過ぎるとサイクル下で誰もバシャーモの攻撃を受けることができないのが構築の欠陥でした。
この対策が大会までに間に合わなかったため、逆にパーティーをバシャーモに弱く見せ、先発に誘き出すようにし、対面で殴り勝つようにしていましたが、先発で出てこなかった時は正直かなり厳しかったので対策が必要だと再認識しました。
★あとがたり★
ダイパリメイクは育成環境がかなり大変で発売後数週間は通勤中も孵化したりバトルタワーでBPを集めたり血眼になって対戦環境を整えました。そして、バトルタワーのトレーナーが強いため、バトルタワーを勝ち上がるためにはそのためのポケモンの育成が不可欠でした。その上、剣盾のようにレンタルチーム等もないので自分でポケモンの育成をするしかありません。
なので、対戦人口が増えることを望んではいますが、必ずしもダイパリメイクでの対戦を強くはお薦めできません。
ただ、特定のポケモンだけ絆の力でメガシンカをしたり、いきなりダイマックスして攻撃が通らなくなったり、ザシアンがすごい顔をしてきょじゅうざんで切り掛かってくることもないので、自分の好きなポケモンがマイナーでもそのポケモンを活躍させやすい環境だとは思います!
なので、
・昔シンオウ地方を旅したな。また綺麗な画面で冒険をしてみたいな。
・対戦してみたいな。ただガラル地方にはもはやバーサーカーみたいな人しか残ってないから怖いな。ランクマは気持ち的にハードル高いけど対戦してみたいな。
・自分の好きなポケモン、結局剣盾には内定しなかったな。でもやっぱり一緒に対戦したいな。
・自分の好きなポケモン、ザシアンには真っ二つにされるし、サンダーにダイジェットされたら無理だよ。あれ?でもダイパリメイクでなら戦えそうだぞ。
…みたいな方にはダイパリメイクを今からでも手に取っていただきたいなとは思います!
是非合言葉、「63504649」で一緒に対戦しましょう^ ^!
最後になりますが、大会を主催してくださったアシキさん、運営の皆様、対戦してくださった皆様、本当に楽しい時間をありがとうございました!!
★最後に★
増田さん、コロシアム…まだですか…?涙
【剣盾シングルS23】攻めのユクシー&ザシアン構築【最終1336位・レート1824】
★はじめに★
S23お疲れ様でした!!
当初、今回の環境は剣盾の醍醐味であるダイマックスがなければ、今までの作品で実装されていたメガシンカもなく、味気ない環境になってしまうのではないかと思い、一時はガラルから離れ、エオス島でサンダーやカジリガメを倒し続ける日々を送っていました。
しかし、8月の終わり頃、急にランクバトルがやりたくなり、再開したところ、サイクル戦の楽しさにのめり込み、気づけば10月も終わっていました。
そして、今期も8月、9月と一緒に戦ってきたユクシー&ザシアンを軸に構築を組みました!
★最終結果★
最終1336位(レート1824)
★最終日に使用した構築★
★個別型紹介★
① ユクシー
持ち物:ラムのみ
特性: ふゆう 性格: ひかえめ
努力値: H244 C252 余りS
実数値:181-×-150-139-150-117
技:サイコショック/エナジーボール/10万ボルト/わるだくみ
決してパーティーから外れることがない永遠の相棒は今回も主にムゲンダイナ入りの受けループの対策、ザシアンで苦手なホウオウ軸を対策する型で育成しました。
【対ムゲンダイナ軸受けループへの立ち回り】
①初手でムゲンダイナが出てくるため、こちらの初手はザシアン。
②ヌオーに退いてくるため、交換読みでユクシーに交代。
③草技を警戒してラッキーに退いてくるため、わるだくみを積む。
④わるだくみ2回でラッキーがサイコショックを受けられなくなり、ラッキーを倒す。
⑤ヌオーが出てくるのでエナジーボールで倒す。
⑥ムゲンダイナが出てきて降参をもらう。
④でラッキーの「ちいさくなる」の影響でサイコショックを外しまくらない限り、この流れで安定して勝てました!
初手にユクシーを出すとムゲンダイナの身代わりと守る、自己再生でユクシーのPPが枯らされてしまうので必ずザシアンから入って退かせます。
草の打点はヌオーやトリトドンを一撃で倒せるよう、くさむすびではなく、エナジーボールを採用しました。
相手の構築にバンギラスが入っている場合は③でラッキーの代わりにバンギラスが出てくるため、わるだくみより優先してエナジーボールを撃ち、ザシアンやレヒレに退くなどサイクルを回しながらバンギラスにユクシーのエナジーボールを撃ち続け、最終的にわるだくみエナジーボール圏内に入れることで全抜きを狙います。
受けループに安定して勝てるだけでこの環境でユクシーを採用する価値はありました!
ただし、最終日に上位帯の受けループとマッチングした際は、今までたべのこし型が多かったカプ・プルルが鉢巻ウッドハンマーを撃ってきてユクシーが一撃で倒されるなど、上手くこの流れでは戦うことができませんでした。
上位の受けループは決まった流れで倒されないような構築を組んでいるため、上位を目指すためには新たな構成・立ち回りが必要だと痛感しました。
持ち物:こだわりメガネ
特性: ミストメイカー 性格: おくびょう
努力値: C252 S252 余りD
実数値:145-×-135-147-151-150
先月の最終日、ザシアンがサンダーの静電気やウルガモスのほのおのからだで一発で状態異常を引き、負けてしまう試合が多かったため、今回はミストフィールドを展開しながら戦うことを決めていました。
ザシアンやサンダーに退かれた際に相手に大きな負荷をかけ、サイクルを封じることができるようこだわりメガネ型。
環境に眼鏡レヒレが多かったため、同速対決ができるよう最速で育成。
ナットレイやドヒドイデ等にトリックで眼鏡を押し付けた後、補助技でわちゃわちゃされると嫌なので挑発を採用しましたが、積み構築やバトン構築を重く見るのであれば、くろいきりの採用もありだと思います。
持ち物:ゴツゴツメット
特性: いかく 性格: ずぶとい
努力値: H252 B252 余りS
実数値:197-×-145-120-100-116
ザシアン対策、ザシアンをコピーされた際のメタモン対策で最終日前日までパーティーに入っていました。
何より「ほえる」が偉く、身代わりや積みも許さないのがウインディの強い点だと思います。
パーティー単位で苦手なウルガモスに対してほんのり強いのも良かったです。
持ち物はステロや毒菱が痛いので「厚底ブーツ」にしたこともあれば、ヌケニンに殺意を感じていた時は「ジャポのみ」にしたこともありましたが、最終的に「ゴツゴツメット」に落ち着きました。
④ザシアン
持ち物:くちたけん
特性: ふとうのけん 性格: ようき
努力値: H60 S252 余りA
実数値:175-193-135-×-135-220
技:きょじゅうざん/こおりのきば/つるぎのまい/せいなるつるぎ→インファイト
【調整意図】
S…最速
A…H振りランドロスとの対面、威嚇後こおりのきばで一撃で倒す
残り耐久
最強の切り札!
最終日近辺に色違いザシアンが配布されたこともあり、ザシアンの数が多かったため、同速対決に負けないよう、今回は最速。
ランドロスでザシアンを受けてくる相手が多かったため、ASザシアンで分からせました。
完全にASに振り切ってしまうと相手のザシアンのきょじゅうざん+でんこうせっかで落ちてしまうため、最低限の耐久と必要な火力を維持できる調整を目指しました。
ナットレイが重いため、格闘打点が必須でしたが、インファイトを採用してしまうと、メタモンにコピーされた際、ウインディごと全員貫かれてしまうため、ウインディに弱くなるよう「せいなるつるぎ」を採用しました。
ただ、せいなるつるぎだと打力が足りない、受けにくる日食ネクロズマやザシアン受けのポケモンにサイクル上、全く負荷をかけられないため、最終日にインファイトに変更しました。
その関係でこれまで頑張ってくれたウインディは最終日にパーティーから外し、下記のポケモンに変更しました。
持ち物:ゴツゴツメット
特性: バトルスイッチ 性格: のんき
努力値: H252 B252 余りS
実数値:167-63-211-70-160-81
技:シャドーボール/アイアンヘッド/かげうち/キングシールド
こちらのザシアンが相手のメタモンにコピーされた場合、メタモンを無力化できる物理受け。
対ザシアン、対メタモンへの安定度はウインディの時より格段に上がりましたが、ウルガモスに余計弱くなる、対受けループでラッキーにちいさくなるを積み切られた場合、ほえるで切り返せないなど弊害もありましたので、ウインディが良かったのかギルガルドで良かったのかどちらが正解だったのかは正直未だに分かりません笑
⑥ファイヤー(ガラルのすがた)
持ち物:オボンのみ
特性: ぎゃくじょう 性格: ひかえめ
努力値: H180 S196 余りC
実数値:188-×-110-150-145-135
技:もえあがるいかり/エアスラッシュ/わるだくみ/こうそくいどう
【調整意図】
H…眼鏡黒バドレックスのアストラルビットを確定2耐え
S…準速マンムーより素速く調整。
最速70族(ポットデスなど)抜き。高速移動後、最速スカーフ110族抜き。
ザシアンが苦手なギルガルドや日食ネクロズマ、黒馬バドレックスに対して強いファイヤーを今回も採用しました。
悪巧みと高速移動さえ積めれば、ムゲンダイナ入りやイベルタル入りなど幅広いパーティーに対して全抜きを狙えました。
安全に積み技を積めるよう耐久に厚くしました。
対バドレックス対面できのみを食べられないため、本当はたべのこしを持たせたかったのですが、後述のトリトドンとの取り合いになり、オボンのみを持たせました。
持ち物:たべのこし
特性: よびみず 性格: ずぶとい
努力値: H252 B252 余りS
実数値:218-×-132-112-102-60
技:ねっとう/だいちのちから/あくび/じこさいせい
ウオノラゴンのエラガミ、カイオーガのしおふき、各種電気技の一貫を切ることができる最強の補完枠。
意地でもザシアンでサンダーに触りたくなかったため、最終日前日まではサンダーとの撃ち合いに強くなるようにHDベースのトリトドンをパーティーに入れていましたが、ザシアンのじゃれつくを耐えたり、日食ネクロズマと撃ち合えたり、何よりガブリアスの地震を一度耐える耐久があるポケモンが欲しかったため、最終日にHBベースに変更しました!
身代わり瞑想たべのこしカイオーガは無理です。潔く諦めましょう!笑
★苦手なポケモン★
襷を盾に対面でザシアンに勝てる。ダイジェットがない中、スケイルショットで攻撃をしながら素早さを上げることができる。剣舞で全抜きを狙える。サブウェポンの選択肢が多い。ステルスロックで襷を潰すことができる。耐久があり、サイクルにも参加できる。
そんな強い強いガブリアスに対抗できるポケモンがチームに少な過ぎました。
ガブリアスを倒すためには、一体犠牲にして襷を潰し、ザシアンで倒すしかないため、ガブリアス入りには出し負けた時点で試合に負けていました。
最終日前日にウインディをギルガルドに変更したことにより、カプ・レヒレを上手く合わせて倒すかファイヤーで積んで押し切るしかありませんでした。なので、ザシアンとウルガモスが共存するパーティーには勝てませんでした。
③ヌケニン
切りました。選出されないことを祈ってました。
万が一選出された場合はザシアンをヌケニンに合わせ、あたかも有効打を持っているかのように立ち回り、ヌケニン対面きょじょうざんを叩き込み、交代で出てきたポケモンを切り倒し、ヌケニンが身動き取れなくなってから処理しました。
稀に勝てました笑
イベルタル&ヌケニンの構築はファイヤーで上手く積むことさえできれば、先程のような「めちゃくちゃ」をしなくても割と安定して勝てました。
★最後に★
はっきり言って今回のダイマなし環境では全く結果を残すことはできませんでした。
ただし、今回の環境で戦い続けたことには意味はあったと思います。
ガラルに来てから今までずっと初手ダイマックス構築やダイマックスを使ったギミック構築を使用していたため、サイクル戦に挑戦したことがありませんでした。
そのため、上振れである程度の成績を残すことができたシーズンはあったものの、一向にポケモン対戦が上達することはなく、9世代でダイマックスがなくなったとしたら恐らく全く戦えなくなっていたと思います。
今回、サイクル戦を勉強したことは、これからの戦いにプラスになったと前向きに考え、また一歩ずつ頑張っていきたいと思います!
ついに今月、待望のダイヤモンド・パールが発売されますが、シンオウ地方、そして来年行くことができるヒスイ地方での冒険を満喫したらまた戦いの場に戻ってきますので、対戦よろしくお願いします。
↑天敵のヌオーをこおりのきばで凍らせて葬ったザシアン。最後まで絶対に諦めてはダメなことを教えてくれました。
【剣盾シングルS22】受けループ破壊型ユクシーと特攻隊長ザシアン【最終1133位・レート1869】
★はじめに★
「禁止伝説あり、ダイマックスなし」の新ルールとなり、環境がガラッと変わり、久しぶりにランクバトルにのめり込んだシーズンでした!
当時、ガチ対戦はやっていなかったものの、まるで「メガシンカあり、Z技なし」な6世代環境で対戦をしているようで懐かしくもあり、新鮮な気持ちで対戦を楽しめました。
相棒のユクシーは当然パーティーに入れるとして、もう1体絶対に一緒に戦いたいポケモンがいました。
ザシアンです🐶⚔
高速高火力の速攻戦術を極めたようなポケモンで、以前愛用していたメガルカリオともイメージが合い、絶対に育成したいポケモンでした!
★最終結果★
最終1133位(レート1869)
★使用構築★
★構築経緯★
実はこのパーティーは最終日前日の9月29日に突貫工事で組み立てたチームでシーズンの大部分は以下のパーティーで潜っていました。
カバザシノラゴン、サザンガルドザシアンという2つの軸が非常に使いやすく、シーズン中盤までずっと2万位〜3万位を彷徨いていたのを2000位くらいまで一気に引き上げてくれました。
ただ、このチームには「メタモン」という決定的な弱点がありました。
ザシアンを必ず選出するため、メタモンにザシアンをコピーされてしまうとそのままスカーフきょじゅうざんで全抜きされてしまいます。
中盤はメタモンをたまにしか見なかったため、メタモン入りのパーティーは切っていたのですが、終盤にメタモンが激増。
9月29日には5戦連続メタモン入りとマッチングし、最終日前日に5桁順位まで溶かしてしまいました。
絶望していた時にTwitterを開いたところ、Twitterのトレンドに「マンムー」の単語が。
TLを見ても「マンムーが強い!」の投稿だらけで
「襷マンムーならザシアンをコピーされても止められる。ザシアンを受けに来るサンダーやランドロス 、ドヒドイデにも強い!そうか!マンムーか…!」という発想に至り、マンムーを軸にパーティーを再構築しました。
マンムーだけだと襷なしでは止められないため、きょじゅうざんを半減に抑え、必ず上から電磁波を撒け、スカーフメタモンの足を止められる化身ボルトロスを採用。
ユクシー、ザシアン、マンムー、ボルトだと黒バドレックスで崩壊するため、黒バドレックスを起点にして積むこともできるガラルファイヤーを採用。
最後に誰もカイオーガのしおふきを止められないのでチョッキウオノラゴンをチームに入れ、ボックスの寄せ集めの突貫工事パーティーが完成し、最終日に挑むことができました。
(実はマンムーのトレンド入りはガラル地方ではなく、エオス島での活躍によるものだったのは気づきましたが、考えないことにしました😇)
★個別型紹介★
① ユクシー
NN: アルカディア 持ち物:ラムのみ
特性: 浮遊 性格: 控えめ
努力値: H244 C252 余りS
実数値:181-×-150-139-150-117
技:サイコショック/エナジーボール/10万ボルト/わるだくみ
8世代に入ってから愛用し続けている受けループ破壊型悪巧みユクシー!
主な役割対象はムゲンダイナ入りの受けループです(大体ムゲンダイナから入ってきて裏にヌオーとラッキーが選出される)。
冠環境ではカバルドンの欠伸を起点にするために草結びを採用していましたが、今の環境ではヌオーやトリトドンが多いため、軽いポケモンへもダメージが見込めるエナジーボールを採用しました。
持ち物は場持ちを良くするために食べ残しも考えましたが、状態異常で定数ダメージが入ってしまうと役割が遂行できなくなるため、お気に入りのラムのみを採用。
積み技については、アグノムクラスのパワーがあるのであれば瞑想もありですが、ユクシーの火力では悪巧みを積まないととても間に合わないため、悪巧み一択。
ムゲンダイナ入り受けループは大体ムゲンダイナから入ってくるため、ザシアンを先頭に。ヌオーに退いてくるのでユクシーを合わせる。大体は怪しんでラッキーに退いてくるので悪巧みをする。悪巧みを2回すればラッキーでも受けられなくなるため、ちいさくなるを積みきられる前に2回巧んでサイコショックでラッキーを倒す。ラッキーを倒したらヌオーが出てくるのでエナジーボールで倒す。ムゲンダイナが出てくるが、降参貰える…という流れで安定して勝てました。
ユクシーから入ってムゲンダイナと対峙すると身代わりや守るでサイコショックのPPが枯らされてしまうため必ずザシアンから入ります。
基本的にムゲンダイナ入り受けループを倒すのがユクシーの仕事ですが、ザシアン受けのヌオーやドヒドイデに強かったり、ユクシーの電気技は意外と読まれないため、ザシアンで相手をしにくいミロカロスや、スイクン、ホウオウ、ファイヤーなどに強かったり、練度が上がるたびにユクシーの選出率が上がり、型を読まれにくいため、勝率も上がっていったように感じました!
② ザシアン
NN: メガチロリオ 持ち物:くちたけん
特性: ふとうのけん 性格: 意地っ張り
努力値: A236 S116 残りH
実数値:187-242-135-×-135-183
技:きょじゅうざん/じゃれつく/インファイト/ワイルドボルト
準速130族抜きのカラフル技構成ザシアン。
当初は剣舞持ちのHS最速ザシアンを使っていましたが、タイプ受けされるのが嫌だったので技構成を虹色にしました。ここまでSに振ることで大体のHAザシアンを抜けるので強かったです!
ただ素早さを上げ過ぎた弊害として相手のスカーフメタモンにザシアンをコピーされた後、後述のボルトロスで電磁波を入れ、麻痺させたとしても、何とマンムーで抜けてないという重大な事実に最終日の朝4時に気づきましたw
このパーティーで使うなら素早さはもう少し落としましょう。
③ マンムー
NN: むーたん 持ち物:きあいのタスキ
特性: どんかん 性格: 意地っ張り
努力値: AS252
実数値:185-200-100-×-81-132
技:つららおとし/じしん/岩石封じ/氷の礫
構築経緯に記載した理由で採用したザシアンとの相性ばっちりな襷枠。
構築上、ウルガモスが苦手なため、サブウェポンは岩技を採用。
今期のサブウェポンのトレンドはザシアンが苦手なヌオー、カイオーガが苦手なトリトドンに強いフリーズドライだったため、(4桁順位及び3桁順位後半のプレイヤーの中には)こちらのマンムーの岩技を切って襷が削れて体力ミリ残しのマンムーの目の前で蝶舞を積んでくるヤンキーなウルガモス使いが数多くいたため、こちら目線負け確な試合を逆転したりと岩技を採用したのは功を奏しました。
威力を取るならストーンエッジですが、素早さダウンをさせてから詰める動きもできたので岩技の選択肢は諸説。
④ 化身ボルトロス
特性: いたずらごころ 性格: 図太い
努力値: B252 S12 余りH
実数値:185-×-134-145-100-133
準速マンムー抜き。マンムーが削れた時のための相手のザシアン、メタモンの切り返し要因。パーティーに入れたことにより、ヌオーの選出抑制にも多少繋がった気がします。
⑤ ガラルファイヤー
NN: ヒノカミ 持ち物:くろいめがね
特性: 逆上 性格: 控えめ
努力値: C252 H76 余りS
実数値:175-×-110-167-145-133
技:もえあがるいかり/エアスラッシュ/わるだくみ/こうそくいどう
H 16n−1 (天候ダメージ、状態異常ダメージ最小調整)
S 準速マンムー抜き
黒バドのアストラルビット確定4発、ドレインキッス確定4発、メガネアストラルビット確定3発。
黒バドを切り返すだけでなく、起点にして積むことができるアタッカー。
Cに特化することにより、悪巧みと逆上発動の特攻3段階アップで黒バド入りに良くいる相性不利なカプ・コケコすら怒りで50%の乱数で吹き飛ばします。悪巧みを2回することであのラッキーさんでも受けが成立しません。
ムゲンダイナを起点に積める耐久があるため、ムゲンダイナ入りにも多く選出しました!(一定数メテオビーム持ちがいるので注意)
ザシアンで相手をしにくい日食ネクロズマ、削った日食ネクロズマを復活させようとしてくるクレセリアなどに強いため、裏エースとして活躍してくれました!
速い耐久振りサンダーを抜けてないため、素早さのラインはもっと上げた方が強いと思いました。
⑥ ウオノラゴン
NN: チロノラゴン 持ち物:突撃チョッキ
特性: がんじょうあご 性格: 意地っ張り
努力値: H44 A244 B4 D212 S4
実数値:171-155-121-×-127-96
技:エラガミ/ドラゴンダイブ/岩石封じ/噛み砕く
時間がなかったので自分で計算を一切せずに強い方の配分をそのまま真似させていただきました笑
カイオーガ受けです。アストラルビットも2回耐えるので対面黒バドも倒せます。
カイオーガ+メタモンの並びに強く、カイオーガ対面で岩石封じを当てるとエラガミ読みでメタモンに退いてくるので交換読みでドラゴンダイブをぶち当てます。ドラゴンダイブの命中75%を信用できないというよりはこの立ち回りをすることで苦手なカイオーガ入りに75%で勝てると思って撃つと気が楽でした笑
★選出★
①ザシアン入り
ザシアンで暴れてザシアンが迎え撃ってきたら、ボルトロスに退いて切り返し、ザシアンとマンムーで詰めました!
電磁波は読まれるので実際のところはボルトザシアン対面は大体ボルチェンしてました。
上手い人はボルト退きを読んでザシアンザシアン対面じゃれつくを撃ってきます。3桁前半、2桁順位の対戦相手にはきゅじゅうざんを撃たれるか、じゃれつくを撃たれるかの択を全試合読み負け、格の違いを見せつけられて凹みました。
②ムゲンダイナ入り
ザシアンから入ってザシアン受けを誘い、ユクシーかファイヤーで積んで無双します。
一番勝率が高かったのがムゲンダイナ入りだったと思います。
受けループではない場合、ザシアン受けで良くゴツメランドロスが選出されるケースがありましたが、ゴツメランドロスはユクシーに大きなダメージを与える技を持っていないので、ユクシーの積みの起点になってくれました。
ザシアンユクシーの真骨頂が発揮できる仮想敵だったと思います!
③黒バド入り
マンムー+ファイヤー+ザシアン
拘っているカプ・コケコから入ってくる構築によく当たりました。マンムーから入れば、蜻蛉返りからしか入って来ないので突っ込みます!
バドレックスが出てきたらファイヤーに退いて体勢を立て直します。裏にウーラオスがいれば、高速移動を積む。カプ・レヒレがいればザシアンに退いてきょじゅうざんの一貫をつくっていました!
④カイオーガ入り
1.メタモンがいる場合
ザシアン、ウオノラゴン、マンムー
相手のメタモンにこちらのウオノラゴンをコピーさせるよう立ち回り、交換読みでドラゴンダイブで倒すようにしていました!
外してしまっても岩石封じを当てれば同速になりますし、ドラゴンダイブは当たりにくいので気合いで避ければ行けます!笑
2.メタモンがいないスタンパ
全く勝てませんでした笑
勝ち方を教えてください…。
⑤ホウオウ入り
ザシアン+ユクシー+@1
ユクシーの型が読まれないのでホウオウ入りには無敵の勝率を誇ってました。
ユクシーの草技は読まれ気味でしたが、電気技は基本的に読まれないので強いです。
⑥ 日食ネクロズマ入り
ザシアン+ファイヤー+@1
初手に出されるネクロズマは拘り鉢巻型が多く、必ずと言って良いほど地震が飛んでくるのでファイヤーに退いて試合のペースを掴んでました。
サザンドラを使っていた時は拘っていたのでネクロズマを倒しにくく、負けてばかりでしたが、ファイヤーに変えてからは勝率が上がりました。
★苦手(これからの課題)なポケモン★
①エースバーン
スカーフエースバーンの火炎ボールが受けられませんでした。
フレアドライブの一貫がひどく、ボルトロスで麻痺を入れないとぐちゃぐちゃにされました。
③マンムー
マンムーが重過ぎました。技を半減以下で抑えられるポケモンがいません。
襷を盾に必ず一体は持っていかれてました。隙を見せるとスケイルショットでSを上げられて崩壊してました。ガブリアスがキツ過ぎてボルトロスのボルチェンを蜻蛉返りにしようか悩んだレベルでした。
⑤サンダーとウルガモス
ザシアンに受け出して麻痺や火傷を付与してくるポケモンたち。今期はザシアンでこれらのポケモンを2発殴って倒すような戦い方をしていたので2戦に1回は必ずザシアンが状態異常を引いてました。なので、ザシアンでこれらのポケモンたちを殴らない、もしくは最高でも1回しか殴らないような立ち回りと構築づくりが課題だと思いました。
★最後に★
目標は「ユクシーと一緒にレート2000達成」!
そのためには安定してレート1900に乗せられる力量がまずは必要です。
まだまだ力不足ですが、ポケモン対戦は大好きなのでこれからも相棒のユクシーと支え合いながら努力していきたいと思います!
もう丸一年、この型のユクシーを使っているので、そろそろ受けループ破壊型以外のランクバトルで活躍させることができるユクシーの型を開発したいです笑
【剣盾シングルS18】受けループ破壊型ユクシーと進撃のテッカグヤ【最終848位・レート1872】
★はじめに★
お久しぶりです。ユクシーと一緒にポケモン対戦、チロ★♪です!S18お疲れ様でした!!
今回使用したパーティーコンセプトは
★ユクシーをアタッカーとして活躍させる
★基本選出で勝てる構築
★ノンストレスでたくさんの対戦数をこなせる
を意識しました!
【使用した構築】
【最終結果】
必ずしも満足のいく結果を残せたわけではありませんでしたが、一緒に戦ってきた思い入れのあるチームなので備忘録として記事を残そうと思います。
★個別型紹介★
① ユクシー
NN: Azalea 持ち物:ラムのみ
特性: 浮遊 性格: 控えめ
努力値: H196 C252 D56 S4
実数値:175-×-150-139-157-116
S14でも一緒に戦い抜いた最高の相棒!調整は同速(準速テッカグヤ抜き抜き)対決意識でSの実数値を前回よりも1上げただけで後は技構成含めて全て一緒です。
ドヒドイデやラッキーに刺さるサイコショック、エアームドやテッカグヤに刺さる10万ボルト、ヌオーに刺さる草結びと剣盾新規習得技悪巧み!
今回もユクシーには相手の予期しない積み技からの広い技範囲で受けループを破壊する役割を担ってもらいました!具体的には
こんな感じのパーティーはユクシーの完全な役割対象です。バンギラスとブルル以外は基本的には積みの起点に出来ますのでラムの実を盾に悪巧みをして後は殴りまくります!サイコショックのおかげでラッキーやハピナス入りでも倒し切れます。
正直なところ20戦に1戦選出できたら良いところでしたが、選出できた試合については相手の降参・切断量産マシーンでした。
②パッチラゴン
NN: > < 持ち物:じゃくてんほけん
特性: はりきり 性格: 陽気
努力値: H108 A252 S148
実数値:179-×-152-110-×-90-114
技:でんげきくちばし/げきりん/ほのおのキバ/つばめがえし
脅威の選出率0%!なんとこのポケモン、今シーズンを通して1回もモンスターボールから出てきていません。
でもパーティーにいなければならない影のMVPでした!
このポケモンの選出画面での圧力は凄まじく、パッチがパーティーにいるだけで相手は地面タイプのポケモンを出さざるを得なくなったり、スカーフパッチ意識でドラパルトが来やすくなるなど見せ合い画面で相手の選出を読みやすくなります。
後述のレヒレ+カグヤのコンボを決めるのに一役買ってくれていました!
調整は色々なブログを拝見させていただいて強そうな型を参考にさせていただきました笑
③ カプ・レヒレ
NN: 配布産のためなし 持ち物:こうこうのしっぽ
特性: ミストメイカー 性格: 図太い
努力値: H252 B116 D142
実数値:177-×-165-115-168-105
チロ★♪の昔からのビジネスパートナー!色違いレヒレがカッコ良過ぎてUSUMの時はインターネット大会に4ROMで潜り、色違いを4体確保しました😇
今回の構築の肝!初手に出して相手のポケモンにこうこうのしっぽを押し付け、しぜんのいかりで削りまくって後ろに控える鉄人の起点を作ります。
ここまで耐久に振ることで珠サンダーの10万ボルトまで確定で耐えます!
パッチラゴンのおかげで初手にドラパルトが来る可能性が高く、基本的にドラパルトはレヒレに対してはダイマックスで突っ込むか、サンダーやポリゴン2など有利なポケモンに退くかの行動しかしてこないため、トリックが突き刺さりまくりました!
また、初手でサンダーなどの電気タイプと対面したとしても後ろにランドロスがいる以上、いきなりダイサンダーをぶっ放なされることはほとんどなく、タイプ一致の弱点以外のダイマックス技は基本的に何でも一度は耐えるため、安心して起点を作ってくれました!
④ テッカグヤ
NN: ♪パリピ♪ 持ち物:パワフルハーブ
特性: ビーストブースト 性格: 控えめ
努力値: H4 C252 S252
実数値:173-×-123-174-121-113
技:エアスラッシュ、ラスターカノン、エナジーボール、メテオビーム
俗に言う陰キャポケモンを扱うのが苦手なためS14で使用したラグラージ同様、テッカグヤもパリピ型でエース運用です。
レヒレのしっぽトリックとしぜんのいかりで起点を作った後、パワフルメテビとビーストブーストで特攻を2段階上げて暴れ散らかします!
エナボの枠は最終日2日前まで鋼に通るだいもんじでしたが、エースバーン、パッチラゴン、テッカグヤが炎技を搭載している可能性が高いためかナットレイやメタグロスを全く選出されなかったため、草技に変更。
耐久振りのカバルドンやラグラージに欠伸で切り返される場面が元々多かったので結果として正解でした!
⑤ ランドロス
NN: きんむぎ 持ち物:いのちのたま
特性: いかく 性格: 意地っ張り
努力値: H4 A252 S252
実数値:165-216-110-×-100-143
エースのテッカグヤの最大の弱点は珠エースバーン。
ダイマックスしても陽気珠キョダイカキュウでほぼ確1で倒されてしまいます。
なので、エースバーンが相手エースとして選出されるパーティーへの対抗策の裏エースです。
結果、特性のいかくも相まってめちゃくちゃ強かったです!
意地珠じしんは受けにでてくるヌオーなどの耐久ポケモンの力をもってしても受けきれません!
パワーと特性こそ全て!そんなポケモンでした!
ちなみにこの色違いランドロスは昔2週間ウルトラホールに巣篭もりしてゲットした思い出深いポケモンです😇
↓推定35時間くらい粘ってたので、もはや神に祈るしかなかった男
⑥エースバーン
NN: レッズ 持ち物:きあいのたすき
特性: リベロ 性格: 陽気
努力値: A252 D4 S252
実数値:155-168-95-×-96-188
技:かえんボール、とびひざげり、ダストシュート、ふいうち
ユクシー同様S14から続投!
今期は珠、ラム、チイラなど色んなエースバーンを試しましたが最終的には元の型に戻りました。
サンダーに触らなくて良い高火力、速攻の襷枠として愛用しています!
どんなに不利な状況でも巻き返す自慢の高火力・広範囲!
どんなに有利な状況をもひっくり返す命中不安のメインウェポン!
エースバーンをパーティーに入れてると毎試合ドキドキが止まりません。
とびひざげりを3試合連続で外して怒りのあまりズボンを脱がしそうになった最終日前日。
かえんボールどころかダストシュートすら1発も外すことなく戦い続け、感動のあまり泣きそうになった最終日。
今後もエースバーンとのドキドキハラハラな日々は続いていくことになるでしょう!
★選出★
① 基本選出(大体これ)
レヒレ、カグヤ、エースバーン
② 相手がエースバーン主軸の時
③ vs受けループ
(応援隊長)
パッチラゴン
★最後に★
最終的な目標はユクシーと一緒に「レート2000」!
今後も目標達成に向けて頑張っていきたいです!
最終日にユクシーと相手のマルスケ龍舞カイリューとの1on1の対決を制した時、アタッカーユクシーの可能性をより感じることができました!
ユクシーのより強い調整があるはずなのでこれからも研究を頑張ります!
【剣盾シングルS14】受けループ破壊型ユクシーと初手ダイマミミ襷【最終480位・レート1934】
★はじめに★
皆様こんにちは。ユクシーが大好きで7世代からポケモン対戦に励んでいるチロ★♪と申します。
2年ほど前にUSUMで相棒のユクシーと初めてレート1800を達成してから、ずっと目標にしていた「ユクシーと一緒にレート1900」をついに達成いたしましたので、記念(備忘録)として初めて構築記事を書かせていただきます。
ユクシー…可愛いですよね^ ^
可愛いのは勿論なのですが、ユクシーにはハズレの性格がほぼなく、無限のカスタマイズ性能があり、「自分だけのユクシー」を育成できることに魅力を感じて一緒に戦い続けています!
★個別型紹介★
① ユクシー
NN: Azalea 持ち物:ラムのみ
特性: 浮遊 性格: 控えめ
実数値:175-×-150-139-158-115
永遠の相棒ポケモン。ユクシーと言えば、高い耐久力からの欠伸やステルスロックでの起点作成、とんぼがえりを使っての対面操作がメジャーなポケモンですが、「悪ウーラオス!ミミッキュ!!ドラパルト!!!」な現環境でユクシーで起点を作ること自体が困難であり、何とか活躍させられそうな型がないか模索しました。
そこで、剣盾新規習得技の「わるだくみ」に着目して起点作りとして有名なカバルドンやラグラージを逆に起点にして無双する、ドヒドイデやラッキー、ヌオーが入った受けループを破壊するという2つの役割に特化させることにしました。
技はコンセプトのわるだくみ。ドヒドイデを崩せてラッキーにも有効なサイコショック。ヌオーへの打点となり、カバルドンに効果的なくさむすび。エアームドやテッカグヤに通る10万ボルト。
ラッキーでユクシーやこちらの特殊エースを見てくる受けループには悪巧みを(できれば2回)積めればユクシーだけでeazy winを量産できました。ラムのみを持たせることでラッキーやドヒドイデの撒いてくる状態異常を一度無効化できるのも強かったです。何より全く読まれません笑
同じ技構成はユクシーよりも高速高火力なアグノムでも可能ですが、役割対象の受けポケモンは素早さが遅く、アグノムほどの素早さが必要ない点、耐久が高く、後投げして被弾した時により多くの攻撃を受けられ、積むチャンスがユクシーの方が多い点、ユクシーの火力でも役割対象のポケモンは倒し切れる点、相手目線でユクシーのこの戦術が読まれにくい点で、役割を受けループ破壊に特化させるならユクシーに向いている戦術であると思っています。
努力値は火力が足りないのでCは特化。Sは準速61族(テッカグヤ)抜き抜き。残り耐久です。
役割対象のポケモンさえ抜いていれば良いという考えで素早さは必要最低限の水準にしました。Hは天候ダメージ最低の16n−1調整の残りはサンダーやウツロイド等の特殊アタッカーを意識してDに全振り(耐久調整は要検討)。
カバルドンやラグラージの欠伸をラムのみを盾にして起点にし、くさむすびで倒したあと、ユクシー対策で出てくるテッカグヤやカプ・レヒレをダイサンダーで粉砕。こうなるとユクシー一体で2.5体倒すことができ、刺さる構築に対しては止まりませんでした。
NN:ノゴローくん 持ち物:いのちのたま
特性:激流 性格:控えめ
努力値: CS252 余りD
実数値:175-×-110-150-111-112
技:ハイドロカノン/だいちのちから/れいとうビーム/ヘドロウェーブ
初手ダイマ要員①。初手ダイマは読まれにくさが重要と考え、起点作りがメジャーで環境的に強い氷技を使用できるラグラージを選択。火力は物理型には劣るが奇襲性と技範囲の広さに魅力を感じて特殊型での採用。当然火力が足りなくなるのでいのちのたまで補強。
ラグラージをくさむすびで対策しているボルトロスやウツロイド、ラムのみを盾にラグラージ対面で積んでくるガブリアスやランドロスを一撃で粉砕できる。ダイマックスで相手のくさむすびを封じた時はニヤニヤが止まらない。
Sに振ることで遅いカプ・レヒレに対しては上を取ることができ、ダイアシッド→ダイアシッドorダイアースで起点にすることができる。
また、特殊型でも雨下の威力は恐ろしく、Dに厚い流行りのポリゴン2に対してもダイストリーム→自己再生→雨下ダイストリーム→自己再生→雨下ダイストリーム(orハイドロカノン)の動きで落とすことができる。
ちなみにNNは筆者が愛している野球漫画、メジャーの主人公(ラグラージの進化前に名前が似ている)が高校時代、顧問に呼ばれてたあだ名から。
NN:R★タイタン 持ち物:パワフルハーブ
特性:クリアボディ 性格:控えめ
努力値:H220 B4 C252 D4 S28
実数値:183-139-151-161-111-94
技:ワイドフォース/コメットパンチ/くさむすび/メテオビーム
初手ダイマ要員②。メタグロスの初手ダイマックスは有名だが、奇襲性が高い特殊型。初手ドラパルト等に鬼火を撃たれた時のニヤニヤポイントは高い。
採用時は弱点保険を持たせていたが、ダイマックスしなくても戦える型にするためにメテオビームとシナジーがあるパワフルハーブに変更。これにより、有利対面で相手の交換読みでメテオビームを撃ってCを上げたり、ラグラージやユクシーが選出できない(or倒された)時にも詰めのエースバーンやミミッキュで倒しにくいカバルドンやラグラージをくさむすびで倒すことができるようになったりと、立ち回りの幅が広がった。
Sはサンダー対策に多い準速ドサイドン抜き抜きまで振った。
鋼技はウツロイドに有効なコメットパンチ。両刀はお洒落。
④エースバーン
NN:レッズ 持ち物:きあいのタスキ
特性:リベロ 性格:陽気
努力値:AS252 余りD
実数値:155-168-95-×-96-188
技:かえんボール/とびひざげり/ダストシュート/ふいうち
みんなのヒーロー、エースバーン。技範囲が広く、最悪ダイマックスさせても強い襷枠。メジャーな技3つに加え、カプ系に奇襲できるダストシュートを採用。(技が全部当たれば)高速高火力広範囲で最強の詰め筋でした。高レートを目指すためには技を全て当てる覚悟、たとえ外してもポケモンを責めないメンタルが必要なことをエースバーンから学びました。
NN:なかよし♡ 持ち物:のろいのおふだ
特性:ばけのかわ 性格:陽気
努力値:AS252 余りH
実数値:131-142-100-×-125-162
最強の切り返し要員。基本的にラスト1体まで相手に見せずに取っておくことができるように立ち回るようにする。特に語ることがないレベルで強い。逆の立場で相手のラスト1体がミミッキュだった時の絶望感は半端ない。
⑥ピクシー
NN:ユクシー 持ち物:アッキのみ
特性:てんねん 性格:図太い
努力値:H244 B252 S12
実数値:201-×-137-115-110-82
自分のことをユクシーだと思っているピクシー。相手にクレセリアやカイリューがいる等エースバーンで詰めれなさそうなパーティーには積極的に選出する。アッキのみを持たせることで鉢巻ゴリランダーが相手でも耐え切り、反撃の糸口を掴むことができる。基本的には相手がダイマックスを終え、能力を上げた後の切り返し・詰め筋として運用する。あらかじめピクシーの能力が上がっていれば相手のダイマックスの猛攻をいなすこともできるが、ダイマックス中は雨が降ったり、砂が舞ったりと異常気象が発生しており、つきのひかりの回復量が少なくなるので過信は禁物。てんねんは積み技を無効化する強特性で絶対の信頼を置いていたが、かたやぶり効果があるキョダイカキュウに弱いことにシーズン終盤まで気づかなかった。
★動き★
【基本選出】
俗に言う初手ダイマ、ミミ襷。受けポケモンがピクシーしか存在しないため、相手のパーティーから刺さってるダイマックス枠(大体ラグラージ)を選び、ただただ目の前のポケモンを殴り続ける単純な戦法。こんな戦術でここまで来れたのは、ラグラージの優秀な技範囲、ダイマックスの読まれにくさのおかげに他ならない。ゴリランダー入りのパーティーが相手の場合、初手にゴリランダーを出されることが多かったので初手にエースバーン(orピクシー)を出し、疲弊させた後にダイマックス枠で詰める動きをしていました。
相手がカイリューやクレセリアで詰めてきそうなパーティーにはエースバーンの代わりにピクシーを選出。
受けループやユクシーで3縦できると感じたパーティーにはユクシー軸で選出。
・vs受けループ
・vsユクシーが刺さっている構築(カバルドンやテッカグヤ軸等)
初手ダイマ、ミミ襷が相手にバレていた場合、ラスト1体にHBカバルドンを出されることが多かったため、ラスト1体までユクシーを取っておく勇気と覚悟の選出も求められた。
対戦数をこなして、相手がどんなポケモンを出してくるか日々研鑽することが必要。
★キツいポケモン★
エースバーンとラグラージでしか勝てない上、草技を持っている場合、ラグラージでも勝てない。
たべのこし型等、まもるを採用したヒードランが相手の場合、エースバーンを対面させても、とびひざげりを撃つか、まもるを読んで不意打ちやダストシュートを撃つかという闇のゲームが開幕する。
その上、いつ相手のヒードランがダイマックスするかもわからないため、この構築でまともな対策が最後まで全くできてなかった最凶の敵。
②スカーフウオノラゴン
先制エラがみに安定して受け出せるポケモンが存在しない。襷か化けの皮が犠牲になる。そのため、初手にピクシーをダイマックスさせて無理やり対応していた。鉢巻ウオノラゴンに対してはダイマックスピクシーすら瀕死の重傷を負ってしまうため、エラがみ被弾後、そっと降参ボタンを押していた。
③かいでんぱサンダー
ダイマックスエースが特殊しか存在しないため、1体目を倒した後に特殊型だと相手にバレ、かいでんぱを撃たれると簡単に止まる。サンダーは型が多過ぎてつらい。
④中速以上のみがわり持ちポケモン(サンダーやドラパルト等)
初手のこちらのラグラージやメタグロスを挑発や鬼火で見ている相手には初手ダイマは奇襲になるが、みがわりで見ているとなると話が違う。ダイマックスポケモンが低速なポケモンしかいないため、簡単にダイマックスターンを枯らされてしまう。サンダーは型が多過ぎてつr…(以下略)
★結果★
最終順位 480位
最終レート 1934
★感想★
パーティーのテーマがラグラージやユクシーによる「奇襲」のため、奇襲が決まれば強いが、苦手なポケモンにはとことん弱いどころかヒードランを捨てていたりと全く汎用的な構築ではありません。
完全に勢いだけで勝ち上がってきたパーティーです。
ただ、冠の雪原が配信されてから現環境で活躍しうるユクシーの型を3か月間の合計で1000戦以上の対戦数をこなすことで試行錯誤しながら自分なりのユクシー入りパーティーを模索していく過程は本当に楽しかったです。
何より相棒のユクシーと自分なりの目標を達成できたことは何にも変え難い喜びがありました^ ^
ここまで来れたら次の目標は「ユクシーと一緒にレート2000」。
この目標は勢いとノリだけでは達成できない大きな壁だと思いますが、ユクシーと一緒に一歩ずつ頑張ってまたいつの日か達成させたいと思っています!
3か月間ポケモン対戦で命を削り続けてきたので次の禁伝環境はゆっくりまったり楽しみたいと思います笑
初めての構築記事で拙い文章でしたが、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました^ ^
最後に…
ユクシーありがとう!
ユクシーこれからもよろしく!!
★おまけ★
記事投稿後追記
…。
気づかなかった/(^o^)\