【剣盾シングルS34】ユクシーと一緒に宇宙怪獣大戦争バトル【最終660位・レート1808】
【はじめに】
相棒のユクシーと一緒にポケモン対戦を楽しむのが趣味のチロ★♪です。
今回は剣盾集大成となる「伝説幻なんでもあり大怪獣バトル環境」を相棒のユクシーと一緒に1ヶ月間遊んできました!
全てのポケモンが参戦する最後のルール、ユクシーが活躍する余地はあるのか不安しかありませんでしたが、半年以上ぶりの新ルールに燃えないわけがなく、気づいたら手が空いた時間は大体Switchを握っていました笑
【使用構築】
【結果】
最終660位(レート1808)
【構築経緯】
・未だかつてチャレンジしたことがないルールだったため、何から始めて良いのか皆目見当もつかない。
・特に読み合いやサイクル戦に自信があるわけでもない。
と言うことで「とりあえず自分のやりたいことを相手に押し付ける構築」を考えることにしました!
今までの自己ベストがS14でレート1934を達成した時の「初手ダイマ+ミミッキュ+襷」構築だったので、それの大怪獣バトル版を作ろうと思ったことが今回の構築づくりのスタート。
初手ダイマをするのであればダイマックス枠であることがバレにくく、かつポテンシャルが高いポケモンが1番良い!
何か良いポケモンはいないか探したところ、シーズン開幕当初、初手の選出率が高くでんきだまを投げつけまくり、起点という起点を作りまくっていたグラードンが初手で急にダイマックスをして暴れ始めたら強いだろうと思い、グラードンをエースにすることに決めました!
次に、初手ダイマが終わった後、残りのポケモンたちをスイープする役として高速高火力高耐久の最強アタッカーで使い慣れているザシアンをチームに入れることにしました。
次に襷枠。このルールからランクバトルに参加できることになったポケモンで、ダイマックスで能力を上げた相手のポケモンの能力を奪い取り、強力な一撃を叩き込むことができる対面最強のマーシャドーを選びました。
これで基本選出の「グラードン+ザシアン+マーシャドー」が完成!
しかし、この3体では物理受けのポケモンを相手にした時、倒しきれないことが想定されました。
なので、4体目としてザシアンやマーシャドーの代わりに選出する高火力の特殊ポケモンであるカイオーガにスカーフを持たせてチームに入れることにしました。
ダイマックスエースがグラードンだけではグラードンが刺さっていない時に勝つことができない。また、シーズン開幕当初流行りに流行っていたルギアが今の4体ではマーシャドーの襷が削れてしまうと重過ぎる。そこで、ルギアにタイプ相性上有利で特性でマルチスケイルも貫通できるゼクロムをパーティーに入れていましたが、シーズン中盤以降ランドロスが増え過ぎたのが逆風に。ほぼ相手の全構築にザシアンが入っているため、ランドロスとザシアンがいる構築に対しては常に電気技を撃つかドラゴン技を撃つかの択が付き纏うため、勝率が安定しなくなりました。
そこでルギアに強いという条件を満たしつつ、ランドロスにもタイプ相性上強いホワイトキュレムをゼクロムの代わりにチームに入れることにしました!ホワイトキュレムの素早さ種族値95は種族値90に集中する伝説ポケモンたちの上をとることができ、ザシアン以外に対面で明確に不利なポケモンがいないため、ザシアンと対面する前に素早ささえ上げてしまえば全抜きを狙うことができる強力なアタッカーとして大活躍してくれました。
以上の5体の対面性能と火力は幅広いポケモンたちに撃ち勝つことができる性能を持っていることは間違いありませんでしたが、天敵となる組み合わせがありました。それが「ラッキー+ヌオー」です。ザシアンはヌオーに受けられ、グラードンやマーシャドーもヌオーを一撃で落とすことはできないため、欠伸で切り返されてしまう。一方、カイオーガとホワイトキュレムはラッキーに完全に受け切られてしまう。そこでヌオーとラッキーを両方倒すことができるポテンシャルを持っているポケモンをチームに入れることが必要となりました。……。お待たせしました!ここでおそらく世界中探してもチロ★♪しか使っていない「悪巧み型3ウェポン、お馴染みの(?)受けループ破壊型ユクシー」を構築の最後のピースとし、構築が完成しました!!
【メンバー紹介】
性格:意地っ張り 特性:ひでり
持ち物:突撃チョッキ
技:だんがいのつるぎ/ヒートスタンプ/かみなりパンチ/ストーンエッジ
(努力値調整の参考記事)↓
https://almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.com/entry/2022/09/24/170226
努力値の調整は二転三転を繰り返しましたが、最終的にはランクバトルで最終1位を達成されたこともあるアーモンドさんが関西ポケリーグオフで使用されたグラードンの調整をお借りしました!
※ご本人様にブログへのリンクの掲載許可をいただきましたので掲載させていただきます。
初手ダイマエースです。
技範囲、火力、耐久力の全てが優秀でシーズン序盤は起点作りがメジャーだったためある程度奇襲する力もあり、序盤から中盤まではeasy winを量産してくれました!
突撃チョッキを持たせることにより初手に来やすい黒バドレックスは勿論、カイオーガ対面で後攻ひでりで晴れさせることによりタイプ相性の有利関係が逆転します。
技はタイプ一致のだんがいのつるぎは確定。命中不安ですが、じしんだとザシアンを確実には一撃で落とせないため、きょじゅうざん2発で撃ち負けてしまう可能性があります。
構築単位でナットレイが重く、技の通りも悪くはないため炎技のヒートスタンプ。
カイオーガをダイサンダーで一撃で倒せるよう電気技のかみなりパンチ。
ダイロックですなあらしを発生させ、襷を削ることができるとともにイベルタルやホウオウや氷タイプにも一貫するストーンエッジ。
シーズン終盤はアタッカーグラードンもメジャーになり奇襲性が落ちると共に、バドレックスもおにびを採用している個体が増えたりと通りが悪くなりましたが、シーズンを通して活躍してくれました。
②ザシアン
性格:ようき 特性:ふとうのけん
持ち物:くちたけん
剣の王時ステータス実数値:
197-192-136-×-136-220
努力値:H236 A12 B4 D4 S252
技:きょじゅうざん/じゃれつく/でんこうせっか/つるぎのまい
伝説ポケモンの中で1番信頼しているザシアン。
今回は初手ダイマックス後のスイーパーとしての役割を担ってもらうべく相手のザシアンに上を取られたくなかったので、HS特化で育成しました。
ダイマックスをすることなく、高速で高火力を叩き込むことができるザシアンがこのルールで弱いわけがありませんでした。
ルギアやグラードン、ルナアーラ等のでんじはを重くみるのであれば、でんこうせっかの枠を身代わりにした方が初手にも出しやすくなりますが、今回はスイーパーとしての対面性能を重視し、でんこうせっかを採用しました。
性格:いじっぱり 特性:テクニシャン
持ち物:きあいのたすき
努力値:A252 B76 S180
技:シャドースチール/インファイト/かげうち/がんせきふうじ
(調整意図)
最速100属抜き
陽気ASマーシャドーの岩封+かげうち耐え
ASマーシャドーを岩封+かげうちで確定
H振りザシアンをシャドースチールと+1かげうちでほぼ一撃
襷枠。ステロさえ撒かれなければ対面でかなり強く出ることができます。ゴーストタイプと格闘タイプの技範囲も優秀でシンプルに強いです。
ただし絶妙に火力が足りず、HBネクロズマにもHBルギアにも受け切られてしまうお茶目な側面を持ち合わせているため、過度な信頼は禁物。
また、ユクシーには勝てませんがガチムチな我が構築のアイドル枠としても重要な役割を果たしてくれました。
性格:おくびょう 特性:あめふらし
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:CS252
技:しおふき/かみなり/れいとうビーム/ねっとう
今回は対面での性能を重視しているため、こだわりスカーフを持たせました。
相手の構築にランドロスがいた場合、マーシャドーの襷をステルスロックで潰そうと積極的に選出されるのでマーシャドーの代わりに積極的に選出し、「ダイマエース+ザシアン+スカーフカイオーガ」の形をつくります。
ザシアンが有利対面を取った際に高頻度でHBランドロスを受け出されたので積極的に釣り交換をし、カイオーガを合わせることで相手が受け出しができない状況をつくっていきます。
れいとうビームをあまり撃たないので、この枠はナットレイやラッキー対策で当初はぜったいれいどを採用していましたが、3戦連続8発外して心が折れたので無難に使いやすい技に変更しましたw
伝説2体ルールの時にあれだけナットレイにぜったいれいどを当てられたのに自分の撃つぜったいれいど、命中20%ではなく実質0%で泣いた。
⑤ホワイトキュレム
性格:おくびょう 特性:ターボブレイズ
持ち物:いのちのたま
努力値:CS252
技:フリーズドライ/りゅうせいぐん/だいちのちから/りゅうのまい
第2のエースです。
上記のカイオーガが高頻度で相手のカイオーガに受け出しされたので積極的に釣り交換をし、カイオーガ対面でりゅうのまい。
素早さを上げることにより、ザシアンを後投げされたとしても珠ダイアースで一撃で倒すことができます。
素早さ補正を掛けないと1段階素早さを上げても最速ザシアンと同速になってしまう点、素早さに補正を掛けた方がS95族という多くの伝説ポケモンより素早いというキュレムの強みを活かすことができると思ったため、最速で育成しました。
非ダイマ時の使いやすさも考えて氷技はフリーズドライを採用していましたが、ダイアイスの火力を重視するのであれば、ふぶきの方が強いと思います。
序盤から中盤にかけて「りゅうのまい」の採用率がHOMEの技の使用率のランク外であったこともあり、全く警戒されずキュレムで暴れているだけで勝ちを量産しましたが、有名ポケモン実況者の方が動画で紹介する等して型の認知が進み、終盤になるにつれて通しづらくなりました。
⑥ユクシー
NN:Azalea
性格:ひかえめ 特性:ふゆう
持ち物:ラムのみ
努力値:H244 C252 余りS
Azaleaはアローラ地方にいた時から第一線で活躍してくれていて、初めてレート1900を達成した時も一緒に頑張ってくれた一番思い入れのあるユクシーです。
構築経緯で記載させていただいたとおり、以上の5体では「ラッキー+ヌオー」のような「特殊受け+物理受け」を突破することが難しいため、構築の最後のピースとして採用しました(なお、ユクシーをパーティーに入れないとランクバトルができない深刻な病に侵されているため、仮に役割が全くなくても採用はします)。
ラムのみを持たせているため、ヌオーやラッキーの眠り技にも耐性があり安全にわるだくみを積むことができます。
攻撃技はラッキーにダメージを与えられるサイコショック。ヌオー対策の草技は現環境ではカバルドンやグラードン等の体重の重いポケモンが多いため、くさむすび。ラスト1つの技は技範囲を広げるために電気技を採用しました。
初手にザシアンを投げてヌオーを引きずり出してユクシーに釣り交換してヌオー対面で悪巧み。悪巧みを積むことができればラッキーでもサイコショックは受かりません。
ラッキーとヌオーの他のラスト1体はダイマックスエースが来ることが多いのですが、構築上イベルタルを高頻度で選出されました。
ユクシーの電気技は基本的に考慮されず、相手目線ユクシーがダイマックスするともあまり思われないため、わるだくみダイサンダーをイベルタルに突き刺します。
冠環境の時に開発したアタッカーユクシーですが、伝説幻環境でも役割を絞れば活躍してくれてとても嬉しかったです!
【最後に】
まだ新環境が始まったばかりの序盤から中盤にかけては勝ちを量産し、3桁順位前半で戦い続けていましたが、今の猛者しかいないランクバトルの環境で単純な戦法が通じ続けるわけがなく終盤はあまり勝てなくなり、まだまだ実力不足なことを痛感する結果になりました。
おそらくスカーレットバイオレットの舞台、パルデア地方にはユクシーは1年遅れての登場になるでしょう。
なので、ユクシーと一緒に戦うことができる時間を大切にしていきたいと思っています。
ユクシーと一緒にガラル地方で戦うことができる期間も残すところ次のシーズンが最後!
思い残すことがないように最後のシーズンも頑張りたいと思っています。
ラストシーズンもユクシーよろしく★♪