【SVシングルS10】パオカミ破壊型必殺の鉄拳ユクシー【最終1,562位(レート1841)】
【はじめに】
ランクバトルS10お疲れ様でした!
今月は待望のDLCが配信されてモチベーションが高かったのと夏休みがあって久しぶりにがっつりポケモンと向き合う時間が確保できたので相棒のユクシー&ルカリオと一緒にランクバトルに挑戦しました!
結果はどうあれ、ユクシー&ルカリオコンビと一緒に最終日までパルデア地方で最初に挑戦したシーズンだったので記念にブログを書きました。
【使用構築】
【結果】
最終1,562位(レート1841)
【構築経緯】
シーズン8で一緒に戦ってくれたユクシーがクレセリア入りにしか選出しないユクシーでほとんどの試合に出せなかったのが悔やまれたので、BIG6(カイリュー、サーフゴー、ハバタクカミ、パオジアン、連撃ウーラオス、ディンルー)入りの構築に躊躇なく選出できるユクシーを考えるところからスタート。
その中で格闘4倍弱点のパオジアンであればユクシーの可愛い攻撃種族値(75)でも工夫をすれば対面で撃ち勝てるのではないかと考えました。
対戦相手の方々にパオジアンを積極的に選出してもらうためにパーティー6体の見た目をパオジアンにめちゃくちゃ弱くすることを意識。
また、以前と比べると平日ポケモンに割ける時間がかなり減ってしまったため、そんな中でもたくさん対戦回数を重ねられるように対面特化構築でパーティーを組むことにしました。
まず、ユクシーの攻撃力だと耐久力が硬いポケモンにほとんどダメージを与えることができないので破壊性能が高そうな鉢巻カイリューをエースとしました。
次に、鉢巻カイリューだけでは破壊できない物理耐久が高いポケモンを相手にする際、特殊高火力のエースがチームに欲しかったのでこだわりメガネを持ったハバタクカミを採用しました。
カイリューやハバタクカミが削りきれなかったポケモンをスイープできるような先制技を持ちつつ、パーティーのエースになり得るポケモンを探したところ、グラススライダーという先制技を持つゴリランダーがそれに当てはまりそうだったので3番目に採用することにしました。
次に、対面構築を組む際に、きあいのタスキと相性が良いポケモンをチームに入れたかったので環境に多いハバタクカミに鋼タイプの先制技を叩き込むことができ、特性せいしんりょくで威嚇等で攻撃力が下がることもないルカリオをチームに入れました(という建前ですが、準相棒枠なのでチームに入れることは最初から決めてましたw)。
最後に、初手でハバタクカミを選出したり、カイリューを選出して初手テラスタルを切ることを想定した場合、相手のスカーフ連撃ウーラオスと対面した際、水流連打の通りが良過ぎるのが気になった点、相手の炎オーガポンに今までの5体が弱過ぎる点から、水技の一貫を切りつつ、炎オーガポンに強そうなアタッカーが誰かいないか探したところ、特性ちょすいを持ち、高火力の水技を放つことができる水オーガポンがそれに当たると思ったため、6体目に採用することとし、構築完成としました。
【個別型紹介】
①ユクシー
性格:いじっぱり 特性:ふゆう
テラスタル:はがね
持ち物:ゴツゴツメット
ステータス:181-129-160-×-151-116
努力値:H244 A180 B76 D4 S4
わざ:ドレインパンチ/テラバースト/とんぼがえり/でんじは(orあくび)
攻撃努力値の調整意図:
ドレインパンチでH175B101パオジアン(シーズン7で最終1位を達成されたシグマさんの調整)をゴツゴツメットダメージ込みで確定1発
ドレインパンチダメージ(148〜176)
ゴツゴツメットダメージ(29)
相棒。そして今月の構築の軸。最初はもっと攻撃力を抑えて耐久に振っていましたが、耐久振りのパオジアンをゴツゴツメットのダメージ込みでも倒せない場面が多々あったので、「パオジアンの耐久調整の目安がよく分からないし、とりあえず1番結果を残したパオジアンをワンパンできるようにしておこう!」という考え方のもと、上記の調整に落ち着きました。
ここまで攻撃に努力値を割いても、意地パオジアンのかみくだくを確定で耐えてしまうのが耐久力の高いユクシーの強みです。
ドレインパンチでパオジアンを倒した後、体力が大回復するのでパオジアンを倒した後も役割を持つことができるのが偉過ぎました!
テラスタルは耐性を強くしてユクシーの耐久力に更なる強みを与えるために鋼。特性のふゆうともシナジーがあります。
どうせ鋼にするなら体力を回復した後、パオジアンだけでなく、ハバタクカミも倒せたら強いと思い、テラバーストを採用しました。
耐久にあまり振っていないハバタクカミは一撃で倒せますが、終盤は耐久振りのブーストエナジーカミが多くて一撃で倒せないことの方が多かったので「勇気のアイアンテール採用」を考えましたが、耐久力に余裕があるわけではないので技外しが負けに直結するのが恐ろし過ぎて採用に至りませんでした。20年近くアイアンテールを相棒のメインウェポンとして採用していたマサラタウンのサトシさんの鬼のメンタルを見習いたい。
パオジアンを倒した後、本来のユクシーとしての役割を遂行できるよう、対面操作技として優秀なとんぼがえりと補助技を採用しました。
補助技は対面操作技であるとんぼがえりと相性が良いあくびを採用していましたが、終盤ハバタクカミにでんじはを撃たれまくれ、「やられたらやり返そう」の精神ででんじはに変えました笑
技の火力を上げるためにオーガポンやハバタクカミの素早さを落として育成していたので、でんじはで相手の素早さを落とすことは、こちらのエースポケモンたちが動きやすくなる場を整えることに繋がりました。やはり麻痺は強い。
↑ユクシーに挑発?テラバーストするぞ。
②ルカリオ
性格:いじっぱり 特性:せいしんりょく
テラスタル:じめん
持ち物:きあいのたすき
ステータス:151-178-90-×-90-137
努力値:H44 A252 S212
ユクシーに次ぐ準相棒ポケモン。アローラではずっと一緒に戦ってくれてたのにガラルではユクシー合流後、あまりパーティーに入れてあげられなくてごめん。
特性で威嚇の影響を受けないのと鋼の先制技を持っているのが他の襷ポケモンとの差別化点。
ルカリオと同速の90族で特に抜きたい相手がいなかったため、素早さは準速サーフゴー抜きで止め、気持ち耐久上がれば良いなという考えで残りはHPに振りました。
戦っていた順位帯が主に4桁だったこともあるとは思いますが、前期結果を残したルカリオがしんそくをメインウェポンにしていたこともあり、意外とバレットパンチへの警戒が薄かったように感じました。
また、れいとうパンチもたまに考慮されずに、マルチスケイルが潰れたカイリューがルカリオ対面、りゅうのまいを積んで来ることもあって調子が良い時はお相手のパーティーを半壊する時もありました。カイリューからダブルウイングを没収したゲームフリーク様の英断に感謝。
火力アップアイテムを持たないと鋼テラスタルをしても耐久に振ったハバタクカミをバレットパンチで一撃では倒せないのでルカリオにテラスタルを切る展開をあまり考えていなかったため、テラスタイプは正直なんでも良かったのですが、お相手のスカーフボルトロスの電気技の一貫を作られ、3縦されかけた時にルカリオにじめんテラスタルを切って電気技の一貫を切ることに成功し、切断をいただいた試合が気持ち良過ぎたため、じめんテラスタルで採用しました笑
じしんの火力を底上げすることでサーフゴーやドヒドイデ、ラウドボーン等を相手にする際にお相手のダメージ感覚をずらすこともできたので有用なテラスタイプだったと思います。
ただ、終盤スカーフイダイトウの相手をするのが構築単位でキツかったので、おはかまいりの一貫を切ることができるノーマルテラスタルの方が良かったかもしれません。
↑あまり採用されていないルカリオの地面テラス。オシャレポイント高め。
③オーガポン(いどのめん)
性格:いじっぱり 特性:ちょすい
テラスタル:みず
持ち物:いどのめん
ステータス:155-189-105-×-116-162
努力値:AS252
わざ:ツタこんぼう/ウッドホーン/はたきおとす/とんぼがえり
「ぽにぽにお」という鳴き声が可愛過ぎるDLCのメインヒロイン。構築経緯にある通り、水流連打の一貫を切りたかったので「みずポン」で採用するに至りました。あと、みずポンはあまり使われていないように感じたのでオシャレポイント高m…(ry。
採用数が多い、ほのポンやいわポンに強力な一撃を繰り出すことができる点や有利対面を取った時のはたきおとすやとんぼがえりが偉かったです。
みずポンのとんぼがえりはあまり想定されていなかったのか、対面操作をするつもりが、受けに出てきたチオンジェンが吹っ飛んで行ったり一緒に戦っていて面白いポケモンでした!
強者の皆様の今後の開拓に期待!(ユクシーの調整以外は他力本願。)
↑ガチでかわいい。
性格:いじっぱり 特性:マルチスケイル
テラスタル:ひこう
持ち物:こだわりはちまき
ステータス:167-204-115-×-120-132
努力値:AS252
エース①。型の匿名性が高い高火力のアタッカーが欲しかったのでカイリューを採用しました。
初手でテラスタルする場面が多かったですが、ユクシーの後攻とんぼがえりからのカイリュー展開、みずポンで有利対面とんぼがえりからのカイリュー展開のように「後ろからカイリューを出す動き」も強かったです。
難点があるとすれば、ひこう技を撃つのにテラスタルが必須である点。カイリューからダブルウイングを没収したゲームフリーク様を許してはいけない。(さっきと言ってること逆)
⑤ハバタクカミ
性格:ひかえめ 特性:こだいかっせい
テラスタル:フェアリー
持ち物:こだわりメガネ
ステータス:145-×-76-198-156-179
努力値:H116 B4 C196 D4 S188
わざ:ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/サイコショック
調整意図
素早さ…最速オーガポン抜き
特攻…パワージェムで耐久無振り炎オーガポンを確定1発
残り耐久
エース②。カイリューで倒しにくい物理受けポケモンを破壊するエース。調整は最近一緒に鬼殺隊を組んで鬼退治をさせていただいているルカリオ強者でありながら、ハバタクカミ有識者でもある、たんぱくしつさんに教えていただいた調整です。ユクシーをONE PIECEでいうルフィだと仮定するならカイリューはゾロ、ハバタクカミはサンジでしょうか。最高の両翼でした!そしてかわいい。
(ルカリオの調整も参考にさせていただきました!たんぱくしつさんに許可をいただいたのでブログへのリンクを掲載させていただきます。)
https://tanpaku-pk.hatenablog.com/entry/2023/09/03/165808
⑥ゴリランダー
性格:いじっぱり 特性:グラスメイカー
テラスタル:いわ
持ち物:いのちのたま
ステータス:179-194-111-×-91-133
努力値:H28 A252 B4 D4 S220
わざ:グラススライダー/テラバースト/10まんばりき/つるぎのまい
調整意図
H…10n−1(いのちのたまダメージ最小)
S…準速80族抜き(カイリュー意識)
エース③兼スイーパー。剣舞後のテラバーストはカイリューをマルチスケイルごと吹き飛ばす超火力。いわテラスタルをすることで攻撃性能を引き上げるのみならず、カイリューのしんそくへの耐性ができるのも偉かったです。
【キツかったポケモン】
あくタイプ、ゴーストタイプ全般
①スカーフイーユイ…きつい。あくのはどうで怯んだら世界が終了。
②ラス1スカーフイダイトウ(テラスタルあり)…超きつい。ほぼ選出される。勝つためにはゴリランダーが事前に剣舞を積んで置くか、カイリューのマルチスケイルを残しておく必要あり。
③悪ウーラオス…無理。ほぼ全敗。もう許して。
【感想】
今月は当初ランクバトルをやるつもりはなく、DLCを楽しめればそれで良いと思っていたのですが、久しぶりにポケモンを触ったら楽し過ぎて夢中になってしまいました。なので、対戦も「好きなポケモンたちと楽しく対戦できれば良い」くらいの軽い気持ちでパーティーを組んで遊んでいたのですが、遊んでいたら案外勝てて楽しくなって来てしまって「このポケモンたちで行けるところまで行きたい!」と思うようになり、2週間ほど対戦し続けました。そのため、構築は穴だらけで完成度は高くありません。ただ最近はポケモン対戦自体あまりできておらず、ひっそり「ぼちぼちガチ対戦は引退かな〜」とか思っていたりしていたので、今月好きなポケモンたちと一緒に戦い続けたことはモチベーションの上昇につながり、「これからもチャレンジできそうなシーズンはランクバトルを頑張ってみよう!」と思えるようになりました!
対戦あんまり強くないけど頑張るのでこれからもユクシーよろしく★♪
【最後に】
今月は潜るつもりなかったので最終日に飲み会の予定を入れてしまっていました笑
何があるか分からないのでランクマ勢は最終日は是非予定を空けておきましょう😇