★はじめに★
皆様こんにちは。ユクシーが大好きで7世代からポケモン対戦に励んでいるチロ★♪と申します。
2年ほど前にUSUMで相棒のユクシーと初めてレート1800を達成してから、ずっと目標にしていた「ユクシーと一緒にレート1900」をついに達成いたしましたので、記念(備忘録)として初めて構築記事を書かせていただきます。
ユクシー…可愛いですよね^ ^
可愛いのは勿論なのですが、ユクシーにはハズレの性格がほぼなく、無限のカスタマイズ性能があり、「自分だけのユクシー」を育成できることに魅力を感じて一緒に戦い続けています!
★個別型紹介★
① ユクシー
NN: Azalea 持ち物:ラムのみ
特性: 浮遊 性格: 控えめ
実数値:175-×-150-139-158-115
永遠の相棒ポケモン。ユクシーと言えば、高い耐久力からの欠伸やステルスロックでの起点作成、とんぼがえりを使っての対面操作がメジャーなポケモンですが、「悪ウーラオス!ミミッキュ!!ドラパルト!!!」な現環境でユクシーで起点を作ること自体が困難であり、何とか活躍させられそうな型がないか模索しました。
そこで、剣盾新規習得技の「わるだくみ」に着目して起点作りとして有名なカバルドンやラグラージを逆に起点にして無双する、ドヒドイデやラッキー、ヌオーが入った受けループを破壊するという2つの役割に特化させることにしました。
技はコンセプトのわるだくみ。ドヒドイデを崩せてラッキーにも有効なサイコショック。ヌオーへの打点となり、カバルドンに効果的なくさむすび。エアームドやテッカグヤに通る10万ボルト。
ラッキーでユクシーやこちらの特殊エースを見てくる受けループには悪巧みを(できれば2回)積めればユクシーだけでeazy winを量産できました。ラムのみを持たせることでラッキーやドヒドイデの撒いてくる状態異常を一度無効化できるのも強かったです。何より全く読まれません笑
同じ技構成はユクシーよりも高速高火力なアグノムでも可能ですが、役割対象の受けポケモンは素早さが遅く、アグノムほどの素早さが必要ない点、耐久が高く、後投げして被弾した時により多くの攻撃を受けられ、積むチャンスがユクシーの方が多い点、ユクシーの火力でも役割対象のポケモンは倒し切れる点、相手目線でユクシーのこの戦術が読まれにくい点で、役割を受けループ破壊に特化させるならユクシーに向いている戦術であると思っています。
努力値は火力が足りないのでCは特化。Sは準速61族(テッカグヤ)抜き抜き。残り耐久です。
役割対象のポケモンさえ抜いていれば良いという考えで素早さは必要最低限の水準にしました。Hは天候ダメージ最低の16n−1調整の残りはサンダーやウツロイド等の特殊アタッカーを意識してDに全振り(耐久調整は要検討)。
カバルドンやラグラージの欠伸をラムのみを盾にして起点にし、くさむすびで倒したあと、ユクシー対策で出てくるテッカグヤやカプ・レヒレをダイサンダーで粉砕。こうなるとユクシー一体で2.5体倒すことができ、刺さる構築に対しては止まりませんでした。
NN:ノゴローくん 持ち物:いのちのたま
特性:激流 性格:控えめ
努力値: CS252 余りD
実数値:175-×-110-150-111-112
技:ハイドロカノン/だいちのちから/れいとうビーム/ヘドロウェーブ
初手ダイマ要員①。初手ダイマは読まれにくさが重要と考え、起点作りがメジャーで環境的に強い氷技を使用できるラグラージを選択。火力は物理型には劣るが奇襲性と技範囲の広さに魅力を感じて特殊型での採用。当然火力が足りなくなるのでいのちのたまで補強。
ラグラージをくさむすびで対策しているボルトロスやウツロイド、ラムのみを盾にラグラージ対面で積んでくるガブリアスやランドロスを一撃で粉砕できる。ダイマックスで相手のくさむすびを封じた時はニヤニヤが止まらない。
Sに振ることで遅いカプ・レヒレに対しては上を取ることができ、ダイアシッド→ダイアシッドorダイアースで起点にすることができる。
また、特殊型でも雨下の威力は恐ろしく、Dに厚い流行りのポリゴン2に対してもダイストリーム→自己再生→雨下ダイストリーム→自己再生→雨下ダイストリーム(orハイドロカノン)の動きで落とすことができる。
ちなみにNNは筆者が愛している野球漫画、メジャーの主人公(ラグラージの進化前に名前が似ている)が高校時代、顧問に呼ばれてたあだ名から。
NN:R★タイタン 持ち物:パワフルハーブ
特性:クリアボディ 性格:控えめ
努力値:H220 B4 C252 D4 S28
実数値:183-139-151-161-111-94
技:ワイドフォース/コメットパンチ/くさむすび/メテオビーム
初手ダイマ要員②。メタグロスの初手ダイマックスは有名だが、奇襲性が高い特殊型。初手ドラパルト等に鬼火を撃たれた時のニヤニヤポイントは高い。
採用時は弱点保険を持たせていたが、ダイマックスしなくても戦える型にするためにメテオビームとシナジーがあるパワフルハーブに変更。これにより、有利対面で相手の交換読みでメテオビームを撃ってCを上げたり、ラグラージやユクシーが選出できない(or倒された)時にも詰めのエースバーンやミミッキュで倒しにくいカバルドンやラグラージをくさむすびで倒すことができるようになったりと、立ち回りの幅が広がった。
Sはサンダー対策に多い準速ドサイドン抜き抜きまで振った。
鋼技はウツロイドに有効なコメットパンチ。両刀はお洒落。
④エースバーン
NN:レッズ 持ち物:きあいのタスキ
特性:リベロ 性格:陽気
努力値:AS252 余りD
実数値:155-168-95-×-96-188
技:かえんボール/とびひざげり/ダストシュート/ふいうち
みんなのヒーロー、エースバーン。技範囲が広く、最悪ダイマックスさせても強い襷枠。メジャーな技3つに加え、カプ系に奇襲できるダストシュートを採用。(技が全部当たれば)高速高火力広範囲で最強の詰め筋でした。高レートを目指すためには技を全て当てる覚悟、たとえ外してもポケモンを責めないメンタルが必要なことをエースバーンから学びました。
NN:なかよし♡ 持ち物:のろいのおふだ
特性:ばけのかわ 性格:陽気
努力値:AS252 余りH
実数値:131-142-100-×-125-162
最強の切り返し要員。基本的にラスト1体まで相手に見せずに取っておくことができるように立ち回るようにする。特に語ることがないレベルで強い。逆の立場で相手のラスト1体がミミッキュだった時の絶望感は半端ない。
⑥ピクシー
NN:ユクシー 持ち物:アッキのみ
特性:てんねん 性格:図太い
努力値:H244 B252 S12
実数値:201-×-137-115-110-82
自分のことをユクシーだと思っているピクシー。相手にクレセリアやカイリューがいる等エースバーンで詰めれなさそうなパーティーには積極的に選出する。アッキのみを持たせることで鉢巻ゴリランダーが相手でも耐え切り、反撃の糸口を掴むことができる。基本的には相手がダイマックスを終え、能力を上げた後の切り返し・詰め筋として運用する。あらかじめピクシーの能力が上がっていれば相手のダイマックスの猛攻をいなすこともできるが、ダイマックス中は雨が降ったり、砂が舞ったりと異常気象が発生しており、つきのひかりの回復量が少なくなるので過信は禁物。てんねんは積み技を無効化する強特性で絶対の信頼を置いていたが、かたやぶり効果があるキョダイカキュウに弱いことにシーズン終盤まで気づかなかった。
★動き★
【基本選出】
俗に言う初手ダイマ、ミミ襷。受けポケモンがピクシーしか存在しないため、相手のパーティーから刺さってるダイマックス枠(大体ラグラージ)を選び、ただただ目の前のポケモンを殴り続ける単純な戦法。こんな戦術でここまで来れたのは、ラグラージの優秀な技範囲、ダイマックスの読まれにくさのおかげに他ならない。ゴリランダー入りのパーティーが相手の場合、初手にゴリランダーを出されることが多かったので初手にエースバーン(orピクシー)を出し、疲弊させた後にダイマックス枠で詰める動きをしていました。
相手がカイリューやクレセリアで詰めてきそうなパーティーにはエースバーンの代わりにピクシーを選出。
受けループやユクシーで3縦できると感じたパーティーにはユクシー軸で選出。
・vs受けループ
・vsユクシーが刺さっている構築(カバルドンやテッカグヤ軸等)
初手ダイマ、ミミ襷が相手にバレていた場合、ラスト1体にHBカバルドンを出されることが多かったため、ラスト1体までユクシーを取っておく勇気と覚悟の選出も求められた。
対戦数をこなして、相手がどんなポケモンを出してくるか日々研鑽することが必要。
★キツいポケモン★
エースバーンとラグラージでしか勝てない上、草技を持っている場合、ラグラージでも勝てない。
たべのこし型等、まもるを採用したヒードランが相手の場合、エースバーンを対面させても、とびひざげりを撃つか、まもるを読んで不意打ちやダストシュートを撃つかという闇のゲームが開幕する。
その上、いつ相手のヒードランがダイマックスするかもわからないため、この構築でまともな対策が最後まで全くできてなかった最凶の敵。
②スカーフウオノラゴン
先制エラがみに安定して受け出せるポケモンが存在しない。襷か化けの皮が犠牲になる。そのため、初手にピクシーをダイマックスさせて無理やり対応していた。鉢巻ウオノラゴンに対してはダイマックスピクシーすら瀕死の重傷を負ってしまうため、エラがみ被弾後、そっと降参ボタンを押していた。
③かいでんぱサンダー
ダイマックスエースが特殊しか存在しないため、1体目を倒した後に特殊型だと相手にバレ、かいでんぱを撃たれると簡単に止まる。サンダーは型が多過ぎてつらい。
④中速以上のみがわり持ちポケモン(サンダーやドラパルト等)
初手のこちらのラグラージやメタグロスを挑発や鬼火で見ている相手には初手ダイマは奇襲になるが、みがわりで見ているとなると話が違う。ダイマックスポケモンが低速なポケモンしかいないため、簡単にダイマックスターンを枯らされてしまう。サンダーは型が多過ぎてつr…(以下略)
★結果★
最終順位 480位
最終レート 1934
★感想★
パーティーのテーマがラグラージやユクシーによる「奇襲」のため、奇襲が決まれば強いが、苦手なポケモンにはとことん弱いどころかヒードランを捨てていたりと全く汎用的な構築ではありません。
完全に勢いだけで勝ち上がってきたパーティーです。
ただ、冠の雪原が配信されてから現環境で活躍しうるユクシーの型を3か月間の合計で1000戦以上の対戦数をこなすことで試行錯誤しながら自分なりのユクシー入りパーティーを模索していく過程は本当に楽しかったです。
何より相棒のユクシーと自分なりの目標を達成できたことは何にも変え難い喜びがありました^ ^
ここまで来れたら次の目標は「ユクシーと一緒にレート2000」。
この目標は勢いとノリだけでは達成できない大きな壁だと思いますが、ユクシーと一緒に一歩ずつ頑張ってまたいつの日か達成させたいと思っています!
3か月間ポケモン対戦で命を削り続けてきたので次の禁伝環境はゆっくりまったり楽しみたいと思います笑
初めての構築記事で拙い文章でしたが、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました^ ^
最後に…
ユクシーありがとう!
ユクシーこれからもよろしく!!
★おまけ★
記事投稿後追記
…。
気づかなかった/(^o^)\